【シニア期に備えよう】高齢猫に多い病気と気をつけたいサイン
こんにちは、国分寺ハートアニマルクリニックです。
猫ちゃんも7歳を過ぎるころから「シニア期」に入り、さまざまな病気のリスクが高まります。今回は、高齢の猫ちゃんに特に多い病気と、早期発見のために気をつけたいポイントについてご紹介します。
🐱高齢猫に多い代表的な病気
● 慢性腎臓病
高齢猫で最も多い病気のひとつです。腎臓の働きが徐々に低下し、水をよく飲む・尿量が増える・体重が減るなどの症状が現れます。進行すると食欲不振や嘔吐、貧血が見られるようになります。
● 甲状腺機能亢進症
中高齢の猫に増えている病気です。甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、代謝が上がりすぎることで食欲旺盛なのに体重が減る、落ち着きがなくなる、嘔吐や下痢を繰り返すなどの症状が現れます。
● 糖尿病
肥満傾向の高齢猫で増えている病気です。大量に水を飲み、おしっこの量が増える、急激に痩せるなどが見られます。進行すると歩き方がおかしくなったり、意識がもうろうとすることも。
● 歯周病
加齢とともに歯垢や歯石が蓄積し、歯周病を発症しやすくなります。口臭がきつくなる、よだれが増える、硬いものを食べにくそうにするなどのサインに注意が必要です。
🏥こんな様子が見られたらご相談を
- 水をたくさん飲み、トイレが多い
- 食欲があるのに痩せてきた
- 逆に急に食べなくなった
- 嘔吐や下痢が続く
- 口臭が強く、よだれを垂らす
- 被毛がボサボサでツヤがない
これらは加齢による「年のせい」と思われがちですが、病気のサインであることが多いです。早期発見・治療により負担を軽減できますので、気になる様子があればぜひ早めに受診してください。
🔍 健康診断で安心を
猫ちゃんは痛みや不調を隠す習性があり、気づいた時には病気が進行していることも少なくありません。国分寺ハートアニマルクリニックでは、シニア猫ちゃん向けの血液検査や尿検査、エコー検査などを含む健康診断をおすすめしています。
「まだ元気だから大丈夫」と思わずに、7歳を過ぎたら年に1〜2回の健康チェックを受けて、長く元気に暮らせるよう備えてあげましょう。
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