【見つけたらどうする?】犬のしこりの原因と受診のタイミング
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
愛犬を撫でていると、ふと手に触れる「しこり」。見た目には変わりがなくても、気づくと不安になるものです。「これって病気?」「すぐに病院に行くべき?」と悩まれる飼い主さんも多いのではないでしょうか。今回は、犬のしこりについて考えられる原因や、動物病院を受診すべき目安を解説します。
🧑⚕️犬にできるしこりの主な原因
犬のしこりは、良性のものから悪性の腫瘍までさまざまな原因が考えられます。以下は代表的なしこりの種類です。
1. 脂肪腫(しぼうしゅ)
皮膚の下にやわらかく、動かせるしこりができることがあります。高齢の犬や肥満傾向の犬に多く、良性であることがほとんどですが、大きくなると手術での除去が必要になることも。
2. 皮膚の炎症や膿瘍
ケガや虫刺されがきっかけで、炎症や膿がたまってしこりのようになることがあります。赤く腫れて熱を持つ、押すと痛がるなどの症状がある場合は、感染症の可能性があります。
3. 腫瘍(良性・悪性)
しこりの中には、がん(悪性腫瘍)や良性腫瘍が含まれる場合もあります。特に高齢の犬では腫瘍の発生率が高く、見た目だけでは良悪性の判断はできません。
🔍しこりを見つけたらどうする?
しこりが見つかったとき、飼い主さんがチェックしておくとよいポイントがあります。
- しこりの大きさ
- 形状(丸い・いびつ)
- 硬さ(やわらかい・硬い)
- 動かせるかどうか
- 急に大きくなっていないか
- 痛がる様子があるか
これらの情報は、診察時の大切な手がかりになります。写真を撮ったり、日々の大きさを記録しておくのもおすすめです。
🏥受診のタイミングは?
以下のようなしこりが見つかった場合は、早めに動物病院へご相談ください。
- 数日で急激に大きくなった
- 硬くて動かない
- 表面に出血や潰瘍がある
- 痛がる、舐めて気にしている
- 3歳以上で新たなしこりができた
良性か悪性かは**細胞検査(FNA:細針吸引)**などで調べることができます。触診だけでは判断が難しいため、獣医師の診断が欠かせません。
📝まとめ
犬のしこりはすべてが危険というわけではありませんが、見た目や感触だけで安心せず、まずは動物病院で検査を受けることが大切です。早期に発見し、適切な対応を行うことで、愛犬の健康を守ることができます。
「しこりがあるかも」と感じたら、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
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