犬が足を痛がる!考えられる原因と受診の目安

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「犬が足を痛がる」「足を引きずる」「足をかばって歩く」——そんな姿を見ると飼い主さんはとても心配になります。犬の足の痛みには軽度のケガから命に関わる病気まで、さまざまな原因があります。ここでは、犬が足を痛がるときに考えられる原因と、動物病院を受診すべき目安を解説します。

💡よくある原因

犬が足を痛がる場合、次のような原因が考えられます。

外傷や捻挫

遊びや散歩中の転倒、着地の失敗などで捻挫や打撲を起こすことがあります。

肉球のケガ

ガラス片や小石、熱いアスファルトによるやけどなど。

爪のトラブル

深爪や折れた爪が痛みの原因になることがあります。

関節疾患

膝蓋骨脱臼(パテラ)、股関節形成不全、前十字靭帯断裂など。

骨折

高い場所からの落下や交通事故による骨折。

神経疾患

椎間板ヘルニアなどで足に力が入らなくなる場合もあります。

🔍観察のポイント

犬が足を痛がるときは、次の点をチェックしましょう。

  • どの足をかばっているか(前足・後ろ足・左右)
  • 足を地面につけられるか
  • 腫れや変形、熱感の有無
  • 触ったときの反応(痛がる・鳴く)
  • 散歩や階段の上り下りの様子

これらの情報は診断の手がかりになります。

🏥すぐに受診すべきサイン

次のような場合は、できるだけ早く動物病院を受診してください。

  • 足を全くつけない
  • 骨の変形や異常な角度がある
  • 強い腫れや出血がある
  • 触ると強く鳴く、攻撃的になるほどの痛み
  • 元気や食欲がない、発熱がある

🧑‍⚕️応急対応

出血がある場合は清潔なガーゼで圧迫止血を行い、動かさないようにします。骨折や脱臼が疑われる場合は無理に歩かせず、キャリーや抱っこで移動しましょう。炎症や腫れが強いときは冷却を行いながら受診すると良いでしょう。


犬の足の痛みは、放置すると悪化し、治療が長引くことがあります。「少し様子を見よう」と思っている間に重症化するケースも少なくありません。犬が足を痛がる、足を引きずるなどの異常が見られたら、早めの受診を心がけましょう。早期対応が愛犬の健康と生活の質を守ります。

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