🏥犬が足を引きずる・びっこをひくとき、病院へ行く目安は?
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです。
「散歩中に急に足を引きずり始めた」「びっこをひいて歩く」「足を着こうとしない」といった症状は、飼い主さんが不安になりやすいご相談のひとつです。少し休めば治るのか、すぐ病院に連れて行くべきなのか迷う方も多いと思います。今回は、犬が足を痛がるときに考えられる原因と、受診の目安についてわかりやすくお伝えします。
🧑⚕️犬が足を痛がるときに見られる主なサイン
・足を引きずる、びっこをひく
・立ち上がりたがらない、歩きたがらない
・片足だけ地面につけない、浮かせたままにする
・足や関節を触ると嫌がる、キャンと鳴く
・散歩の途中で座り込む、歩行がぎこちない
このような行動が見られる場合、痛みや違和感、ケガ、関節・骨の異常などが隠れている可能性があります。
🔍受診をおすすめするタイミング
次のような状況が当てはまる場合は、できるだけ早めに動物病院へご相談ください。
● 24時間以上続く場合
軽い捻挫などで一時的にびっこをひくこともありますが、1日経っても改善しない場合、骨折・脱臼・関節炎・靭帯損傷などの可能性があります。
● 足を地面につけられない、強く痛がる場合
キャンと鳴く、痛みで足を持ち上げたままにしている、腫れや熱感がある場合は緊急性が高いことがあります。
● 繰り返し症状が出る場合
歩き始めだけ痛そう、階段を嫌がる、時々びっこをひくなどの症状を繰り返す場合、膝蓋骨脱臼や関節炎、股関節のトラブルが疑われます。
● 事故や転倒、ジャンプの直後から症状が出た場合
高所からの落下や段差での着地後に足を痛がる場合、靭帯損傷・骨折・脱臼などが考えられます。
⚠️自宅でしてはいけないこと
・人間用の湿布や痛み止めを使う
・無理にマッサージする、引っぱって元に戻そうとする
・痛がっているのに散歩を続ける
・自己判断で包帯を巻きすぎる
応急的に安静にさせることは大切ですが、自己判断の処置は症状を悪化させることもあるため注意が必要です。
💡早めの診察が大切な理由
足の痛みは、外傷だけでなく、関節・骨・神経・筋肉などさまざまな原因で起こります。特に小型犬に多い「膝蓋骨脱臼」や、ジャンプ後に多い「前十字靭帯断裂」、シニア犬の「関節炎」は放置すると悪化しやすい病気です。早期であれば内科治療やサプリメント、生活指導で進行を抑えられる場合もあります。
📝まとめ
・足を引きずる・びっこをひく状態が続くときは注意が必要
・24時間以上続く、足を着けない、強く痛がる場合は受診を検討
・早めの診察で痛みの軽減や悪化防止が可能
・気になる場合は、無理をさせずお気軽にご相談ください
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