【しこりやできもの、放置しないで!】犬の腫瘍の症状と治療法

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「体にしこりがあるけど様子を見ていいの?」「歳だから仕方ないのかな…?」
そんなときに考えられるのが、腫瘍(しゅよう)です。

腫瘍には良性と悪性(がん)があり、見た目や大きさだけでは判断できないため、早期の診断が重要です。

今回は、犬の腫瘍の主な症状と治療法についてご紹介します。


犬の腫瘍の主な症状

体表にしこりやできものがある(大きくなる・形が変わる)
触ると嫌がる・痛がる
出血やただれ、かさぶたができている
元気や食欲が落ちる・体重が減ってきた
咳や呼吸困難、排尿・排便の異常など部位に応じた症状

📌 「小さいから大丈夫」と思わず、変化が見られたら早めに動物病院へご相談ください。


腫瘍の種類(代表的なもの)

皮膚腫瘍(脂肪腫、肥満細胞腫など)
乳腺腫瘍(特に避妊していないメス犬に多い)
リンパ腫(全身に影響する悪性腫瘍)
骨腫瘍、口腔内腫瘍、肝腫瘍、脾腫瘍など


治療法

① 外科的切除(手術)

💡 しこりが切除可能な場合、外科手術が第一選択になります
💡 早期であれば完治や長期のコントロールが可能なことも

② 抗がん剤治療

💡 リンパ腫など、全身性の腫瘍には化学療法が有効
💡 副作用を抑えながら、QOL(生活の質)を維持する目的で行います

③ 放射線治療

💡 特定の腫瘍(鼻腔内腫瘍、脳腫瘍など)で選択されることがあります

④ 緩和ケア・対症療法

💡 完治が難しい場合でも、痛みや不快症状を軽減し快適に過ごせるようサポートします


まとめ

🐶 犬の腫瘍は、加齢とともに発生率が高まりますが、若齢でも発生することがあります。
🐶 「しこりがある」「元気がない」「最近痩せた」などのサインが見られたら、早めの受診を。
🐶 良性・悪性の判断や適切な治療のために、検査と早期発見が重要です。

見た目にだまされず、少しの変化にも気づいてあげましょう!🐾✨

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