【咳と発熱に注意!】犬の肺炎の症状と治療法
こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「咳が続いてる…」「呼吸が苦しそう…」そんな症状が見られたときに疑われる病気のひとつが肺炎です。
犬の肺炎は、細菌やウイルス、真菌などの感染、あるいは異物誤嚥などによって肺に炎症が起きる病気で、重症化すると命に関わることもあります。
今回は、犬の肺炎の主な症状と治療法についてご紹介します。
犬の肺炎の主な症状
✅ 咳が続く(湿った咳やゴホゴホとした咳)
✅ 発熱・元気がない・ぐったりしている
✅ 呼吸が速くなる・浅くなる(呼吸困難)
✅ 食欲が落ちる・水も飲まない
✅ 鼻水やくしゃみ、膿性の分泌物が見られることも
✅ 重症化するとチアノーゼ(舌や歯茎が青紫色になる)を起こすことも
📌 初期症状は風邪と似ているため見逃されやすく、進行すると急激に悪化することがあります。
原因となる主な要因
・細菌感染(例:ケンネルコフの二次感染など)
・ウイルス感染(例:犬ジステンパー、犬パラインフルエンザ)
・誤嚥性肺炎(吐物や食べ物・水が気管に入ってしまう)
・免疫力低下や基礎疾患による二次感染
・真菌(カビ)などによる感染
治療法
① 原因に応じた内科治療
💡 抗生物質や抗ウイルス薬、抗真菌薬などを使用
💡 必要に応じて解熱剤や咳止め、去痰薬を併用
💡 炎症が強い場合はステロイドを使うこともあります
② 酸素吸入・点滴治療(重度の場合)
💡 呼吸困難がある場合は酸素室での管理が必要です
💡 脱水や栄養不足を補うための点滴治療も併用
③ 入院管理
💡 重度の症例では数日〜1週間程度の入院が必要になることがあります
まとめ
🐶 犬の肺炎は、早期発見と迅速な治療が重要な呼吸器の病気です。
🐶 「咳」「呼吸が苦しそう」「元気がない」などの症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
🐶 特にシニア犬や子犬、基礎疾患のある子は重症化しやすいため注意が必要です。
呼吸の異常は緊急サイン。少しでも気になることがあれば、早めにご相談ください!🐾✨
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