【突然の異変に要注意】猫が倒れるときの症状と治療法
こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「急に猫が倒れた」「意識がないように見える」
そんなとき、飼い主としてはとても驚き、動揺されると思います。
猫が倒れる(失神や虚脱)は、命に関わる病気のサインである可能性もあるため、緊急対応が必要な症状です。
今回は、猫が倒れるときに考えられる主な原因と治療法についてご紹介します。
猫が倒れるときの主な症状
✅ 突然バタッと倒れる(意識がある場合とない場合がある)
✅ 倒れた後すぐに回復することもあれば、ぐったりしたままになることもある
✅ 足がふらつく・動けなくなる
✅ 呼吸が浅くなる・速くなる
✅ チアノーゼ(舌や歯茎が青紫色)やけいれんが見られることもある
📌 「けいれん」「失神」「虚脱」などの違いはありますが、いずれにしても緊急対応が必要なケースが多いです。
主な原因
・心疾患(肥大型心筋症、心不全、不整脈など)
・血栓症(特に後肢麻痺を伴う場合)
・神経疾患(てんかんなど)
・低血糖(子猫や糖尿病、肝疾患など)
・中毒(植物、薬品、人間の食品など)
・高体温や低体温など体温異常
・外傷や事故によるショック状態
治療法
① 緊急対応と安静確保
💡 呼吸・脈拍の確認を行い、意識があるかどうかを確認
💡 刺激せず、静かな場所で安静にさせ、すぐに動物病院へ連絡・受診を
② 原因に応じた治療
💡 心疾患の場合:利尿薬・血管拡張薬・抗不整脈薬などを使用
💡 けいれんの場合:抗てんかん薬の投与
💡 低血糖の場合:ブドウ糖の補給
💡 中毒の場合:可能であれば摂取物の情報を持参し、解毒・対症療法を実施
📌 倒れる症状は根本的な病気の一部症状であるため、原因の特定が重要です。
まとめ
🐱 猫が突然倒れるのは、心臓・神経・代謝・中毒など様々な原因が考えられます。
🐱 一見回復したように見えても、必ず動物病院で検査を受けましょう。
🐱 早期発見と治療によって命を救えるケースも多くあります。
「おかしいな」と思ったら、すぐに行動を。大切な命を守るための第一歩です!🐾✨
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