「最近あまり動かない…」それ、関節炎かも?
こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
高いところに登らなくなったり、ジャンプを嫌がる猫ちゃんに心当たりはありませんか?
それ、加齢のせいではなく「関節炎」かもしれません。
猫は痛みを隠す動物なので、関節炎になっても飼い主さんが気づきにくいことが多い病気です。
今回は、猫の関節炎について「どんな症状が出るのか?」「どう治療するのか?」を分かりやすくご紹介します。
【主な症状】
🐾 動きたがらない・寝ている時間が増えた
🐾 ジャンプや階段の上り下りをためらう
🐾 トイレの失敗(段差をまたげない)
🐾 被毛の手入れをしなくなった(届かない)
🐾 怒りっぽくなる・触られるのを嫌がる
こうした変化が見られる場合、関節に痛みがある可能性があります。
特にシニア期(7歳以上)の猫ちゃんに多く見られます。
【治療法】
🐾 内服薬(消炎鎮痛剤)
炎症と痛みを抑えるため、獣医師の指導のもとでNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)などを使用します。
🐾 サプリメント療法
グルコサミン・コンドロイチン・緑イ貝抽出物など、関節をサポートする成分を日常的に摂取することで、進行を遅らせることが期待できます。
🐾 体重管理
肥満は関節に大きな負担をかけます。体重を減らすことで、関節炎の進行を抑えることができます。
🐾 生活環境の見直し
ジャンプ台やスロープを設置して負担を軽減したり、床に滑りにくいマットを敷くなどの工夫も有効です。
【まとめ】
猫の関節炎は、加齢だけでなく、痛みを伴う疾患です。
「年だから仕方ない」と見過ごさず、日々の様子をよく観察することが早期発見につながります。
気になる行動の変化があれば、どうぞお気軽にご相談ください🐱✨
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