【おしっこの異常に注意】猫の膀胱結石の症状と治療法

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「トイレに何度も行く」「血尿が出ている」
そんな症状があるときは、膀胱結石の可能性があります。

膀胱結石は、尿中のミネラルが結晶化・固形化し、膀胱内で石のようになってしまう病気です。
排尿障害や痛みを引き起こすだけでなく、尿道閉塞など命に関わる事態を引き起こすこともあります。


猫の膀胱結石の主な症状

トイレに何度も行く(頻尿)
排尿時に痛がる・鳴く
血尿が出る
おしっこが少ししか出ない、もしくは出ない
排尿姿勢を何度もとるのに出ない
陰部を気にして舐めることが増える

📌 オス猫では尿道が細いため、尿道閉塞を起こしやすく、早急な処置が必要です。


膀胱結石の種類

ストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム)
シュウ酸カルシウム結石
尿酸アンモニウム結石、シスチン結石など(まれ)

📌 結石の種類によって治療や食事療法が異なります。


治療法

① 食事療法

💡 溶解可能なストルバイト結石の場合、療法食による溶解が第一選択
💡 再発予防のため、長期的な食事管理が必要になることも

② 内科的・対症療法

💡 抗生剤(細菌感染を伴う場合)や鎮痛剤、止血剤などで症状を軽減

③ 外科的治療(手術)

💡 シュウ酸カルシウムなど溶けない結石や閉塞のリスクが高い場合は摘出手術を検討

④ カテーテルによる排尿処置(尿道閉塞時)

💡 尿道を開通させる処置を緊急で行い、カテーテルで排尿を補助します


まとめ

🐱 猫の膀胱結石は、排尿トラブルや血尿、痛みを伴う尿路疾患のひとつです。
🐱 頻尿・血尿・排尿困難などのサインが見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。
🐱 早期発見と適切な治療、再発防止のための食事管理が大切です。

「いつもと違う排尿の様子」に気づいたら、早めの対処を心がけましょう!🐾✨

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