【お腹の不調に注意!】犬の胃炎の症状と治療法

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「最近うちの子、食欲がない…」「何度も吐いているけど大丈夫かな?」
そんな症状が見られたら、胃炎(いえん)の可能性があります。

胃炎とは、胃の粘膜に炎症が起きている状態で、急性と慢性に分けられます。
一時的なものもありますが、放置すると悪化することもあるため注意が必要です。
今回は、犬の胃炎の主な症状と治療法についてご紹介します。


犬の胃炎の主な症状

何度も吐く(胃液・泡・食べ物)
食欲が落ちる・ごはんを残す
元気がない・ぐったりしている
よだれが増える・口をくちゃくちゃする
お腹を痛がる・背中を丸めてうずくまる
吐いたあとにすぐまた食べようとする(吐出と誤解しやすい)

📌 急性胃炎では、急に吐き始めることが多く、慢性胃炎では軽い症状が長引く傾向があります。


胃炎の原因

異物や刺激物の誤食(人の食べ物、腐ったものなど)
薬の副作用(消炎鎮痛薬など)
ストレス(環境の変化、旅行、入院など)
細菌やウイルス感染
慢性疾患に伴う二次的な胃炎(腎臓病、肝疾患など)


治療法

症状の程度や原因によって、治療内容は異なります。

① 食事の制限と管理

💡 6〜12時間程度の絶食で胃を休ませ、その後に消化の良い食事を少量ずつ与える
💡 胃に優しい療法食を使うのも効果的です

② 薬物療法

💡 制吐剤:吐き気を抑える(マロピタントなど)
💡 胃粘膜保護剤:胃の荒れを抑える
💡 制酸剤:胃酸過多を抑える(ファモチジンなど)

③ 原因への対処

💡 異物がある場合は内視鏡や手術で除去
💡 薬の副作用が疑われる場合は中止・変更
💡 感染症であれば抗生剤や支持療法を行います


まとめ

🐶 犬の胃炎は、嘔吐や食欲不振などを引き起こす胃の炎症で、原因もさまざまです。
🐶 一時的な胃の不調でも、繰り返す場合や元気がない場合は注意が必要です。
🐶 「吐く」「食べない」「元気がない」などの症状が見られたら、早めに病院で相談しましょう。

愛犬のお腹の健康を守るために、日頃の食事管理と早期対応を心がけましょう!🐾✨

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