【多飲多尿は要注意!】猫の糖尿病の症状と治療法

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「最近、水をたくさん飲んでいる気がする」「よく食べているのに痩せてきた」
そんな変化があるとき、糖尿病の可能性があります。

猫の糖尿病は、インスリンというホルモンの働きが不十分になり、血糖値が高くなってしまう病気です。
放置すると重篤な代謝異常を引き起こすこともあるため、早期の発見と継続的な治療が大切です。


猫の糖尿病の主な症状

水をよく飲む(多飲)・おしっこが増える(多尿)
食欲があるのに体重が減る
毛づやが悪くなる・脱水気味になる
元気がない・よく寝ている
重度では嘔吐・下痢・脱水・ケトアシドーシスなどの緊急症状が出ることも

📌 初期は見逃されやすく、気づいたときには進行していることもあります。


治療法

① インスリン療法

💡 最も一般的な治療で、1日1〜2回の皮下注射を行います(自宅で管理)
💡 初期は血糖値の測定を行い、適切な量を調整します

② 食事療法

💡 糖質制限や低炭水化物の療法食を使用
💡 食事の内容とインスリンのタイミングを合わせることが大切です

③ 定期的なモニタリング

💡 血糖値や尿糖、体重、脱水の有無を定期的にチェック
💡 状態に応じてインスリンの量を調整していきます


リスク因子と予防

肥満(糖尿病の最大のリスク因子)
高齢(7歳以上でリスクが上がる)
去勢済みのオス猫にやや多い傾向

📌 肥満対策と食事管理が最大の予防策です。日頃からの生活習慣の見直しが大切です。


まとめ

🐱 猫の糖尿病は、「よく食べるのに痩せる」「水をたくさん飲む」といったサインが特徴です。
🐱 インスリン治療と食事管理で、健康的な生活を維持することが可能です。
🐱 早期発見・継続的なケアで、猫ちゃんと穏やかに暮らせる時間を守りましょう。

「ちょっと変だな」と思ったら、ぜひご相談ください!🐾✨

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