【大型犬に多い病気】知っておきたいリスクと早期発見のポイント

はじめに

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです。
ラブラドールやゴールデンレトリバー、シェパード、バーニーズなどの大型犬は、その堂々とした体格と穏やかな性格でとても人気です。
しかし体が大きい分、かかりやすい病気や注意したいポイントもあります。
今回は大型犬に多い病気と、早期発見のためにご家庭で気をつけたいことをお話しします。


🐶大型犬に多い代表的な病気

股関節形成不全

大型犬の代表的な病気です。
子犬の頃から股関節がうまく発達せず、将来痛みや歩行異常を引き起こします。
遺伝要因が強く、肥満や激しい運動が悪化要因になることも。

胃捻転(胃拡張胃捻転症候群)

食後や運動後に胃が膨れて捻じれてしまう、命に関わる緊急疾患です。
胸が深い犬種(シェパード、グレートデンなど)に特に多く、早急な治療が必要です。

骨肉腫

大型犬では骨にできる悪性腫瘍(ガン)が比較的多いです。
足を引きずる、腫れる、痛がるなどの症状が出ることがあります。

心臓病(拡張型心筋症)

ドーベルマンやグレートデン、ボクサーなどに多い病気で、心臓の筋肉が弱り心不全を起こします。


🏠ご家庭で気をつけたいこと

日頃の観察が大切

  • 歩き方に違和感がないか(スキップする、後ろ足をかばう)
  • 呼吸が早くないか、咳は出ていないか
  • 食後にお腹が膨れ、苦しそうにしていないか

ちょっとした変化でも、大型犬の場合は進行が早いことが多いので注意が必要です。

体重管理

肥満は股関節や心臓に負担をかけ、病気のリスクを一気に高めます。
適切な食事量と運動で体型を維持しましょう。


🔍早期発見のために

定期的な健康診断やレントゲン、血液検査を受けることで病気の早期発見につながります。
特に股関節や心臓の病気は、症状が出る前に見つけることが大切です。


📝まとめ

大型犬はその大きな体ゆえに特有のリスクがありますが、日頃の観察と定期検診で多くの病気を早期に見つけることができます。
当院では、大型犬に合わせた関節ケアや胃捻転の予防相談(予防的な胃固定手術など)も行っています。
気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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