【室内猫でも危ない?】ノミ・ダニ対策と予防の必要性
はじめに
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「完全室内飼いだからノミやダニの心配はいらない」と思っていませんか?実は、室内猫でもノミ・ダニのリスクはゼロではありません。今回は、室内で暮らす猫のノミ・ダニ対策の重要性についてお伝えします。
1. 室内猫でも感染する理由
1-1. 人間が持ち込む可能性
ノミやマダニは、私たち人間の衣類や靴に付着して室内に入り込むことがあります。外に出なくても、玄関や窓から侵入することもあるのです。
1-2. 他のペットや動物との接触
犬や外飼いの猫と同居している場合、その子たちがノミ・ダニを家に持ち込むケースも多く見られます。
2. ノミ・ダニによる健康被害
2-1. かゆみ・皮膚炎
ノミに刺されると、猫は激しいかゆみに悩まされ、舐め壊しや脱毛、皮膚炎を引き起こします。
2-2. 感染症のリスク
ノミは**瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)の媒介や、貧血の原因にもなります。ダニは重症熱性血小板減少症候群(SFTS)**といった人獣共通感染症を媒介する危険も。
2-3. 飼い主への影響
ノミが室内で繁殖すると、人も刺されることがあります。特に小さなお子様や高齢者のいるご家庭では注意が必要です。
3. ノミ・ダニ予防の基本
3-1. 定期的な予防薬の使用
スポットタイプの外用薬や飲み薬が一般的です。月に1回の使用で予防効果を保てます。市販品ではなく、動物病院で処方される薬が安全・確実です。
3-2. 室内の清潔を保つ
猫のベッドやカーペット、ソファなどはこまめに掃除機をかけ、洗濯することで卵や幼虫の発生を防げます。
3-3. 外との接触を最小限に
来客の際に靴を脱いでもらう、網戸の隙間を塞ぐなど、外からの侵入を防ぐ工夫も効果的です。
4. よくある質問(Q&A)
Q. 予防薬は一年中必要?
A. 地域にもよりますが、気温が高い時期(春~秋)に特に活発になります。最近では暖房の影響で冬でも活動するノミも増加しており、通年予防をおすすめするケースもあります。
Q. 予防薬を嫌がるのですが…
A. 猫の性格に合わせて、飲み薬や塗布薬など選べます。ご相談いただければ、その子に合った予防方法をご提案いたします。
おわりに
「室内だから安心」と思って油断すると、ノミ・ダニによるトラブルはあっという間に広がってしまいます。愛猫の健康と快適な生活を守るためにも、定期的な予防と早めの対策が大切です。
当院では、体重や年齢に合わせたノミ・ダニ予防薬を処方しています。気になる症状があれば、いつでもご相談ください。
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