【早期発見がカギ!】猫の慢性腎臓病の症状と治療法

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「最近水をよく飲むようになった」「おしっこの量が増えた気がする」
そんな変化があったら、慢性腎臓病の可能性があるかもしれません。

慢性腎臓病(CKD)は、シニア猫に多く見られる病気で、腎臓の機能が徐々に低下していく進行性の疾患です。
早期に気づき、適切なケアを行うことで、進行を遅らせることができます。
今回は、猫の慢性腎臓病の主な症状と治療法についてご紹介します。


慢性腎臓病の主な症状

水をたくさん飲む(多飲)
おしっこの量が増える(多尿)
食欲が落ちる・体重が減ってきた
元気がなく、寝ている時間が長い
口臭が気になる(アンモニア臭)
毛づやが悪くなる
嘔吐・下痢・脱水が見られることもある

📌 症状は少しずつ進行するため、見逃されやすいのが特徴です。日頃からの観察が大切です。


慢性腎臓病の治療法

慢性腎臓病は完治することが難しい病気ですが、治療やケアによって腎機能の低下を緩やかにすることができます。

① 食事療法(腎臓用療法食)

💡 低タンパク・低リン・ナトリウム制限の食事に切り替える
💡 必要に応じて嗜好性の高い製品を選び、食欲低下にも対応

② 薬物療法

💡 腎臓の血流を保つ薬や、血圧を下げる薬を使用することがあります
💡 尿毒症による吐き気がある場合には、制吐剤や胃薬を使用

③ 点滴治療(補液)

💡 脱水を防ぐために、皮下点滴を定期的に行う
💡 自宅での皮下補液が必要になることもあります(病院で指導可能)

④ 定期的な検査

💡 血液検査・尿検査・体重測定を定期的に行い、進行度を把握
💡 症状がなくても、7歳を過ぎたら定期健診がおすすめ


まとめ

🐱 慢性腎臓病は、高齢猫に多く見られる進行性の病気です。
🐱 水をよく飲む、痩せてきた、食欲がないなどの症状が見られたら要注意。
🐱 早期発見・継続的なケアで、猫ちゃんの生活の質を保つことができます。

大切な愛猫の健康を守るために、少しの変化にも気づいてあげましょう!🐾✨

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