【犬猫の歯石予防】毎日のケアでお口の健康を守りましょう
🧑⚕️歯石が気になる飼い主さんへ
わんちゃん・ねこちゃんのお口の中をのぞいたとき、歯が黄ばんでいたり、口臭が気になったりしたことはありませんか?
それは「歯石(しせき)」が原因かもしれません。
今回は、歯石ができる仕組みや予防の方法について詳しくお話しします。
歯石とは?その正体とリスク
歯垢が固まってできる「歯石」
歯石は、食べかすなどからできた**歯垢(プラーク)**が唾液中のミネラルと結びつき、時間をかけて硬く固まったものです。
一度歯石になると、歯ブラシでは落とすことができず、動物病院での専用のスケーリング(歯石除去)が必要になります。
放置するとどうなるの?
歯石を放置すると、歯と歯ぐきの間に細菌がたまり、歯周病を引き起こします。
進行すると歯ぐきの腫れや出血、痛み、さらには歯が抜けたり、あごの骨が溶けるといった深刻なトラブルになることもあります。
また、細菌が血流に乗って心臓や腎臓に悪影響を及ぼす可能性もあるため、早めのケアが大切です。
💡歯石ができやすい子の特徴
体質や生活習慣が関係します
歯石はどんな子にもつく可能性がありますが、次のような子は特に注意が必要です。
- やわらかいフード(ウェットフード)をよく食べる
- 歯みがきを嫌がる、またはできていない
- 高齢で唾液の分泌が少ない
- 小型犬・猫など、歯の間が狭い
「まだ若いから大丈夫」と思っていても、3歳以上の犬猫の約8割が歯周病予備軍といわれています。
若いうちから予防を始めることがポイントです。
🪥歯石を防ぐための毎日のケア
ステップを踏んで歯みがきに慣らす
歯石予防の基本は、毎日の歯みがきです。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ慣らしていくことで無理なく続けられます。
- 口のまわりを優しく触る練習からスタート
- 指にガーゼを巻いて軽く歯をなでる
- 慣れてきたら犬猫用歯ブラシを使う
おやつや褒め言葉を使いながら、楽しい時間にしてあげましょう。
補助アイテムの活用もおすすめ
歯みがきが苦手な子には、デンタルガム・歯みがきシート・液体歯磨きなどのサポート用品も効果的です。
それぞれに特徴があるため、動物病院で相談しながらその子に合った方法を選びましょう。
🏥動物病院での定期的なチェックも大切
口の状態をプロが確認
ご家庭でのケアに加え、定期的な歯科チェックを受けることで早期発見・早期対応が可能になります。
歯石の付き具合、歯ぐきの状態、痛みの有無を確認し、必要に応じてスケーリングやレントゲン検査を行います。
特にシニア期の子は、半年〜1年ごとの診察がおすすめです。
📝まとめ:毎日のケアで笑顔と健康を守る
歯石は自然には取れませんが、日々のケアと定期チェックで予防することができます。
「最近口臭が気になる」「歯が黄ばんできた気がする」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
国分寺ハートアニマルクリニックでは、わんちゃん・ねこちゃんのお口の健康をサポートし、
ずっと快適に暮らせるようお手伝いいたします。
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