【犬種別に解説】あなたの愛犬がかかりやすい病気とは?

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです!
犬には犬種ごとに特有の体の特徴があり、それに伴ってかかりやすい病気にも違いがあります。今回は、よく見かける犬種を中心に、注意したい病気を犬種別にご紹介します。


🐶小型犬に多い病気

● チワワ・ポメラニアン・ヨークシャーテリアなど

これらの超小型犬に多いのは以下のような疾患です。

  • 膝蓋骨脱臼(パテラ)
     後ろ足の膝のお皿が外れることで、スキップするような歩き方をしたり、足をかばう動きが見られます。
  • 気管虚脱
     気管が押しつぶされることで「ガーガー」と咳が出る病気。特に興奮時や夏場に悪化しやすいです。

🐶胴長犬に多い病気

● ミニチュア・ダックスフンド

特徴的な体型が病気を招くこともあります。

  • 椎間板ヘルニア
     背骨の間のクッション(椎間板)が飛び出して神経を圧迫し、歩行困難や痛み、麻痺が起きることがあります。
  • 肥満性関節症
     足腰に負担がかかるため、体重管理がとても大切です。

🐶中型犬に多い病気

● 柴犬

日本犬らしい体質に起因した病気が見られます。

  • アトピー性皮膚炎
     かゆみ、赤み、脱毛などが起きる慢性の皮膚病。特に顔や足先に症状が出やすく、根気強い治療が必要です。
  • 皮脂分泌過多による皮膚炎
     ベタつきやフケが出ることもあり、定期的なシャンプーが予防につながります。

🐶プードル系に多い病気

● トイ・プードル

人気犬種ですが、見えにくい部分に注意が必要です。

  • 外耳炎
     垂れ耳+毛量の多さで耳の中が蒸れやすく、細菌や真菌が繁殖しやすくなります。
  • 流涙症(涙やけ)
     目の周りに赤茶色の線ができることも。涙の量や目の構造に起因することがあります。

🐶大型犬に多い病気

● ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー

活動量が多く、加齢とともにさまざまな病気に注意が必要です。

  • 股関節形成不全
     生まれつき股関節の形に異常があると、歩行に支障が出たり、痛みが生じます。
  • 前十字靱帯断裂
     ジャンプや急な動きで膝の靱帯が切れ、足を引きずるような動きになります。
  • 腫瘍性疾患(がん)
     特にシニア期に多く、悪性腫瘍の早期発見には定期健診が不可欠です。

📝まとめ:犬種に合った健康管理を

それぞれの犬種に応じた健康リスクを把握することは、病気の早期発見や予防につながります。当院では犬種ごとの健康チェックや生活アドバイスも行っております。気になる症状や不安があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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