【第3回】寒い季節も元気に!毎日のケアと食事の工夫
はじめに
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです!
寒い冬は外の気温が低く、わんちゃんの活動量が減りやすい季節です。散歩の時間が短くなったり、水を飲む量が減ったりと、日常の変化が健康に影響することもあります。今回は、寒い季節を元気に乗り切るための運動・食事・環境づくりのポイントを解説します。
Ⅰ.運動不足を防ぐ工夫
・日中の散歩を習慣化
冬の朝晩は冷え込みが厳しいため、できるだけ日中の暖かい時間帯に散歩へ出かけましょう。短時間でも体を動かすことが血流を促し、代謝アップにつながります。
特にシニア犬は筋肉が硬くなりやすいので、散歩前に軽く体をさすってあげると関節が動きやすくなります。
・室内でも運動を取り入れる
外に出られない日でも、室内でボール遊びや知育トイを使った遊びを取り入れることで、良い運動と気分転換になります。狭いスペースでも軽く動かすだけで十分です。
Ⅱ.食事と水分補給の工夫
・温かい食事で代謝をサポート
寒い季節は体温を維持するためにエネルギーを多く消費します。そのため、体重や運動量に合わせてフードの量を微調整しましょう。
ドライフードにぬるま湯を加えたり、温かいスープをトッピングすると、香りが立って食欲もアップします。
・水分摂取を意識
寒さで水を飲む量が減ると、脱水や泌尿器トラブルの原因になります。ぬるま湯をこまめに与えたり、ウェットフードを取り入れて水分を確保しましょう。
冬場もおしっこの色や回数をチェックして、異変があれば早めに受診をおすすめします。
Ⅲ.シニア犬へのケア
・冷え対策と関節ケア
年齢を重ねたわんちゃんは体温を保ちにくく、関節痛や持病の悪化を起こしやすくなります。
ベッドは冷気の当たらない場所に置き、断熱マットやブランケットを活用して温かい空間を作りましょう。
また、滑りやすい床にはマットを敷き、関節への負担を減らす工夫も大切です。
・無理のないペースで運動
体力や関節の状態に合わせて、ゆっくりしたペースの散歩やストレッチを行いましょう。毎日少しずつ体を動かすことが、筋力維持につながります。
Ⅳ.心のケアも忘れずに
寒い季節は人間と同じく、活動が減ることでストレスを感じる犬もいます。
飼い主さんと一緒に過ごす時間を増やしたり、優しく声をかけたりするだけでも安心感が得られます。
心と体の両面からケアをしてあげることが、健康維持の秘訣です。
Ⅴ.まとめ
冬は気温の低下や乾燥によって、体調を崩しやすい時期です。
運動・食事・環境の3つを意識して整えることで、寒さに負けず元気に過ごせます。
少しの工夫で、わんちゃんの冬がもっと快適になります。気になることがあれば、いつでも国分寺ハートアニマルクリニックへご相談ください。
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