【見逃さないで!】猫の不整脈の症状と治療法

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「最近、猫の鼓動が速い気がする」「胸に手を当てるとリズムがバラバラ…?」
そんな異変に気づいたら、不整脈(ふせいみゃく)の可能性があります。

不整脈は、心臓の拍動リズムが乱れる状態で、無症状のまま進行することもあります。
重度になると失神や命に関わるリスクもあるため、早期発見と対応が大切です。

今回は、猫の不整脈の主な症状と治療法についてご紹介します。


猫の不整脈の主な症状

胸に手を当てたときに鼓動が速すぎる・遅すぎる・不規則に感じる
元気がない・ぐったりしている
突然倒れる・失神することがある
食欲がない・動きたがらない
呼吸が浅く速い・落ち着かない様子
けいれんや意識の混濁(重度の場合)

📌 症状が一時的であっても、心臓の異常が隠れている場合があります。違和感を感じたら早めに受診しましょう。


不整脈の種類(代表的なもの)

頻脈性不整脈(心拍が異常に速い)
徐脈性不整脈(心拍が異常に遅い)
期外収縮(本来のリズムとは異なる拍動が加わる)
房室ブロック・心房細動などの伝導障害

📌 心筋症(特に肥大型心筋症)や電解質異常、腫瘍などが背景にあることも多いです。


治療法

不整脈の治療は、種類や原因、症状の重さに応じて異なります。

① 原因疾患の治療

💡 肥大型心筋症など、心臓病が原因の場合はその治療を優先
💡 腎疾患・甲状腺疾患・電解質異常など、全身性の病気も確認が必要

② 薬物療法

💡 心拍を整える薬(抗不整脈薬)を使用
💡 必要に応じて、心拍数を抑えるβ遮断薬やカルシウム拮抗薬も使用
💡 薬の効果と副作用を見ながら慎重に調整

③ 心電図・心エコー検査

💡 不整脈の種類と原因を特定するために、心電図検査が重要
💡 心筋の厚さや機能を確認するため、心エコー検査を併用することも多い


まとめ

🐱 不整脈は、猫の心拍リズムが乱れることで、無症状から失神まで幅広い症状を引き起こす病気です。
🐱 肥大型心筋症などの心臓疾患と関連することも多いため、早期発見・早期治療が大切です。
🐱 「鼓動の乱れ」「元気がない」「失神する」などの症状があれば、すぐに病院で検査を受けましょう。

心臓のサインを見逃さず、大切な猫ちゃんの健康を守りましょう!🐾✨

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