なんだかお腹を気にしてる?― 猫の腹痛の症状と治療法 ―
こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「最近、猫がお腹を触ると嫌がる」「丸まってじっとしている」――そんな様子を見かけたことはありませんか?
それは腹痛(ふくつう)=お腹に何らかの不調があるサインかもしれません。
猫は痛みを我慢する動物のため、わずかな行動の変化に気づくことがとても大切です。
🐱腹痛のときに見られる主な症状
猫が腹部に不快感や痛みを感じているとき、以下のような行動を取ることがあります。
- 丸まってじっとしている
- お腹を触ると怒る・鳴く・逃げる
- うずくまるような姿勢でいる
- トイレで力んでいるのに排便・排尿がない
- 食欲が落ちる・吐き気がある
- 呼吸が浅くなる・元気がなくなる
- お腹をペロペロなめる
普段と違うしぐさや姿勢の変化は、痛みのサインかもしれません。
🩺考えられる主な原因と治療法
🔹 消化器系のトラブル(胃腸炎・異物・便秘など)
食べ過ぎや誤食、消化不良などで胃腸が炎症を起こすと腹痛を伴います。
▶ 治療法
・整腸剤や胃腸薬の処方
・一時的な絶食と消化にやさしい食事管理
・異物がある場合は内視鏡または外科的除去
🔹 泌尿器のトラブル(膀胱炎・尿閉など)
トイレに何度も行くのに出ない、排尿時に鳴くなどの症状があれば、泌尿器の異常が疑われます。
▶ 治療法
・尿検査による診断
・抗生物質、鎮痛薬の投与
・尿路閉塞時はカテーテル処置が必要
🔹 腹部の炎症や腫瘍
腸や膵臓、肝臓、リンパ節などの病気でも腹痛が起こることがあります。
▶ 治療法
・血液検査、超音波検査で詳細な評価
・原因に応じた内科治療または外科治療
📝まとめ
猫のお腹の痛みは、「じっとしている」「食べない」「触ると怒る」など、ささいな行動の変化から見えてくることが多いです。
「なんとなくいつもと違うな」と感じたら、できるだけ早く動物病院での診察をおすすめします。
猫ちゃんの“沈黙のサイン”を見逃さないことが、健康を守る第一歩です🐾✨
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