犬の「涙やけ」が気になる飼い主さんへ 〜原因と対策を解説〜
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
わんちゃんの目の下が赤茶色に変色していたり、涙が常にあふれているように見えたりしたことはありませんか?このような状態は「涙やけ(流涙症)」と呼ばれ、多くの飼い主さんが気にされる症状のひとつです。今回は、涙やけの原因と対策について詳しくご紹介します。
😿涙やけとは?
涙やけは、目から流れ出た涙が目の周囲の被毛に付着し、酸化して赤茶色に変色してしまう状態を指します。見た目の問題だけでなく、放置すると皮膚炎やにおいの原因になることもあるため、注意が必要です。
特にトイ・プードル、マルチーズ、チワワ、シーズー、ポメラニアンなどの小型犬や、鼻の短い短頭種ではよく見られます。
🧑⚕️涙やけの主な原因
涙やけの原因は一つではなく、いくつかの要因が複合していることが多いです。
流涙の増加
アレルギーや目の異物、逆さまつげ、結膜炎などにより涙の分泌が増えると、常に涙があふれる状態になります。
涙の排出不良
涙は通常、鼻涙管を通って鼻の奥へ排出されますが、この管が狭かったり詰まっていたりすると、涙がうまく流れず、目の外にあふれてしまいます。特に生まれつき鼻涙管が細い犬種では起こりやすいです。
被毛の汚れや湿気
目の周囲の被毛が長いと涙を保持しやすく、そこに細菌が繁殖して炎症や変色を引き起こします。
食事やアレルギー
一部のフードや添加物が体質に合わず、涙の分泌に影響を与えることもあります。
💡涙やけの対策
涙やけを改善するためには、原因に応じた対策が必要です。
こまめなお手入れ
目の周囲を清潔に保つため、専用のウェットティッシュやぬるま湯で毎日拭いてあげましょう。被毛が長い場合はトリミングも効果的です。
フードの見直し
添加物の少ないフードやアレルゲンを含まないフードへの切り替えで改善する場合もあります。
動物病院での診察
涙やけが長く続く場合は、眼科的な病気や鼻涙管の異常が隠れていることもあります。検査を行い、必要に応じて薬や処置を行うことで、改善が期待できます。
📝まとめ
涙やけは見た目の問題だけではなく、犬の体に何らかの異常があるサインかもしれません。軽視せず、毎日のお手入れと定期的な健康チェックを心がけましょう。症状がひどい、長期間続いているという場合は、お早めに動物病院へご相談ください。
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