犬の眼科疾患と早期発見の重要性

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
わんちゃんの目が赤い、目やにが増えた、眩しそうにしている…。そんな小さなサインが、実は重大な眼科疾患の兆候であることもあります。今回は、犬に多く見られる代表的な眼科疾患と、早期発見・治療の大切さについてお話しします。

👀犬によく見られる眼科疾患

犬の目の病気は多岐にわたりますが、特に多いのが「角膜潰瘍」「白内障」「緑内障」「結膜炎」などです。

角膜潰瘍

目の表面が傷ついてしまう病気です。シーズーやパグ、フレンチブルドッグなどの短頭種に多く、目をこする仕草や白く濁った角膜が見られることがあります。進行すると失明のリスクもあるため、早期の治療が必要です。

白内障

目の中の水晶体が白く濁る病気で、加齢により発症することが多いですが、若年性や糖尿病によるものもあります。初期には視力低下の症状が分かりづらいこともあり、定期的な健康診断でのチェックが重要です。

緑内障

眼圧が上昇し、視神経を圧迫してしまう疾患で、激しい痛みや視力低下を引き起こします。放置すると急速に失明する可能性があるため、目の異常を感じたらすぐに動物病院を受診してください。

結膜炎

まぶたの裏側にある結膜が炎症を起こす病気で、アレルギーや異物混入、細菌・ウイルス感染が原因となることがあります。軽度でも放置せず、適切な処置が必要です。

⚠こんな症状に注意

犬の眼科疾患は、以下のようなサインから気づくことができます。

  • 目をしょぼしょぼさせる・まぶしがる
  • 涙が多い、目やにが増える
  • 目が赤い、白く濁っている
  • 目をこする、壁や床にこすりつける
  • 歩行が不安定、物にぶつかる

日常生活の中でこうした様子に気づいたら、早めの受診をおすすめします。

✨予防とケア

目の病気を予防するには、日頃から目の状態をよく観察し、異常があればすぐに対応することが大切です。また、短頭種の犬種では目のケガが起きやすいため、散歩時に顔に草木が当たらないように注意することも予防につながります。

また、犬にも定期的な眼科検診が有効です。加齢に伴う病気の早期発見・進行防止につながりますので、年1回以上の健康診断を受けるようにしましょう。

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