犬や猫に注意が必要な植物について|身近な危険を知って予防しよう!

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです。
私たちの生活空間を彩る観葉植物や季節の花々。その中には、犬や猫にとって中毒を引き起こす危険な植物が数多く存在します。きれいだから、癒されるからと飾っていても、ペットが口にしたり花粉を舐めたりすることで命に関わることもあるのです。今回は、代表的な危険植物と対処法、そして安全に暮らす工夫についてご紹介します。


🌷犬や猫に有害な代表的な植物🌼

ユリ科の植物(ユリ、カサブランカ、チューリップなど)

特に猫にとって非常に危険で、ほんの少量でも急性腎不全を引き起こします。花粉が毛につき、それを舐めただけでも中毒を起こすことがあるため、絶対に室内に置かないようにしましょう。

ポインセチア

冬の定番植物ですが、葉や茎に含まれる樹液が毒性を持ちます。口にするとよだれ、嘔吐、下痢を引き起こし、体調を崩す原因になります。

アジサイ

庭先でよく見られる植物ですが、犬や猫がかじると嘔吐や下痢、ふらつきなどを起こす可能性があります。

スズラン

見た目も香りも美しい植物ですが、心臓に作用する強い毒を持ちます。不整脈や嘔吐を引き起こし、重度の場合は命に関わることもあります。

アロエ

人には健康効果があるとされる植物ですが、犬や猫にとっては危険です。摂取すると下痢や嘔吐などの消化器症状を起こします。


🧑‍⚕️誤食が疑われるときの対処法

犬や猫が植物をかじったり、花瓶の水を舐めたりした場合は、すぐに動物病院へ連絡してください。その際、植物の名前が分かると診断がスムーズになります。可能であれば現物を持参するか写真を提示しましょう。決して自己判断で様子を見るのではなく、早めの対応が大切です。


🏠植物との安全な暮らしの工夫

  • 室内に毒性のある植物は置かない
  • どうしても置く場合はペットの届かない高い場所に配置する
  • 花束をいただいたときはユリやスズランが含まれていないか確認する
  • 散歩中も草花を口にしないよう注意する

📝まとめ

私たちにとって身近で美しい植物の中には、犬や猫にとって命に関わる危険を秘めたものが多くあります。特にユリ科の植物は猫にとって致命的な中毒を引き起こすため、絶対に避ける必要があります。植物を選ぶときは、ペットにとって安全かどうかを事前に調べることが、愛犬・愛猫を守る第一歩です。身近な環境を整えて、安心して過ごせる暮らしをつくっていきましょう。

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