犬・猫の避妊・去勢手術|適切な時期とメリット・デメリットを解説

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
犬や猫を飼い始めると、避妊・去勢手術を受けさせるべきか迷われる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、犬・猫の避妊手術・去勢手術の基本知識と、受けるメリット・デメリット、適切なタイミングについて、動物病院の視点から解説します。

🧑‍⚕️避妊・去勢手術とは?

避妊手術

メスの卵巣(または子宮も)を摘出し、妊娠を防ぐ手術

去勢手術

オスの精巣を摘出し、繁殖能力をなくす手術

いずれも全身麻酔下で行われ、日帰りまたは一泊入院で対応するケースが一般的です。

💡避妊・去勢手術の主なメリット

望まない妊娠の防止

外に出る機会がある犬猫はもちろん、室内飼育でも万が一に備えて避妊・去勢しておくことで、不意の妊娠を防ぐことができます。

発情に伴うストレスの軽減

発情期の鳴き声やマーキング、攻撃性が軽減されることが多く、飼い主さんの負担も減ります。

病気の予防

メスでは乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、オスでは前立腺疾患や精巣腫瘍のリスクを下げる効果があります。特に乳腺腫瘍は早期の避妊手術で発生率が大きく下がることがわかっています。

寿命の延長が期待できる

海外の研究では、避妊・去勢手術を受けた犬猫のほうが平均寿命が長いというデータもあります。

📅適切な手術のタイミング

犬の場合

生後6か月〜1歳頃が目安。小型犬はやや早め、大型犬は遅めになることもあります。

猫の場合

生後6か月前後が一般的ですが、体重や発情の有無により前後します。

手術のタイミングは性別・年齢・健康状態により異なるため、かかりつけの動物病院での相談が大切です。

⚠️避妊・去勢手術のデメリットや注意点

太りやすくなる

ホルモンバランスの変化で代謝が落ちるため、手術後は食事量の調整や運動習慣が必要です。

麻酔リスク

全身麻酔には一定のリスクが伴いますが、術前検査をしっかり行うことで安全性は大きく向上します。

性格が変わる?

性格そのものが大きく変わることは稀ですが、攻撃性や興奮しやすさが穏やかになることはあります。

📝まとめ|避妊・去勢は健康管理の一環です

犬や猫の避妊・去勢手術は、病気の予防やストレス軽減につながる大切な健康管理の一つです。飼い主さまのライフスタイルやわんちゃん・ねこちゃんの性格、将来の計画に応じて、最適なタイミングでの実施を検討しましょう。

当院では術前検査から術後ケアまでしっかり対応しております。避妊手術・去勢手術をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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