犬猫がごはんを食べない!食欲不振の原因と動物病院を受診すべきサイン

🧑‍⚕️はじめに

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
愛犬や愛猫の食欲が落ちると、飼い主さんにとってとても心配なサインです。いつもは元気に食べる子が急にごはんを残したり、まったく食べなくなったりすると、体調の異変が隠れている可能性があります。この記事では、犬猫の食欲不振について原因や考えられる病気、受診の目安について解説します。

🔍食欲不振のよくある原因

犬猫が食欲をなくす理由はさまざまです。軽度のものから、早急な治療が必要なものまで幅広く存在します。

環境の変化やストレス

引っ越し、家族の変化、新しいペットの導入などは強いストレスとなり、一時的に食欲を落とすことがあります。

食事内容や嗜好性の問題

フードの種類を変えた、保存状態が悪い、好みに合わないなどの理由で食べなくなることもあります。

口腔内のトラブル

歯周病、口内炎、歯のぐらつきなどがあると、痛みのために食事を避けることがあります。

消化器系の異常

胃腸炎、異物の誤食、便秘など、消化器に関わるトラブルが食欲低下につながります。

全身性の病気

腎臓病、肝臓病、糖尿病、甲状腺の異常など、全身に関わる疾患の初期サインとして食欲不振が現れることも少なくありません。

🏥受診を検討すべきサイン

単に「食欲が落ちた」だけでも注意が必要ですが、次のような症状を伴う場合はできるだけ早く動物病院を受診してください。

  • 24時間以上まったく食べない
  • 嘔吐や下痢が続く
  • 元気がなく寝てばかりいる
  • 急激な体重減少がある
  • 水を飲む量が極端に増えた、または減った

犬や猫は体が小さいため、数日の絶食で体力が一気に落ちることがあります。特に子犬・子猫や高齢の子は注意が必要です。

🏠飼い主さんができること

一時的な食欲不振であっても、以下の点を確認・工夫することで回復のきっかけになることがあります。

  • フードの鮮度を確認する
  • 温めて香りを立たせる
  • 静かな場所で落ち着いて食べられる環境を作る
  • 水分がしっかりとれているかチェックする

ただし、これらを試しても改善が見られない場合は自己判断せず、早めに病院で診察を受けることが大切です。

📝まとめ

犬猫の食欲不振は、軽いストレスから重大な病気まで幅広い原因で起こります。数時間〜半日程度で回復する場合もありますが、長引いたり他の症状を伴ったりする際は早めの受診が安心です。飼い主さんが「少しおかしい」と感じたときこそ、健康を守る大切なサインかもしれません。


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