犬猫の歯周病にご注意!

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
犬や猫にとって、歯とお口の健康は全身の健康に直結します。歯周病は口腔内の細菌感染によって歯ぐきや歯を支える組織が炎症を起こし、放置すると歯が抜け落ちるだけでなく、心臓や腎臓など全身の臓器にも悪影響を及ぼす可能性があります。今回は、犬猫の歯周病について原因や予防方法をご紹介します。


🧑‍⚕️歯周病の原因

歯周病の主な原因は**歯垢(プラーク)**の蓄積です。歯垢は食べかすと細菌が混ざり合ってできる柔らかい汚れで、放置すると数日で硬い歯石に変わります。
歯石になると家庭でのケアでは除去できず、細菌の温床となり炎症を進行させます。
また、加齢、偏った食事、噛む習慣の不足、全身疾患なども歯周病の進行を早める要因です。


🦷犬猫の歯周病の特徴

犬の場合

小型犬は特に歯周病になりやすく、3歳以上の犬の多くが何らかの歯周病を抱えているといわれます。口臭が強くなったら要注意です。

猫の場合

猫は歯周病に加え、歯肉炎や口内炎を併発することも多く、食欲低下やよだれが見られることがあります。


⚠放置するとどうなる?

歯周病を放置すると、歯がぐらつき、最終的には抜け落ちてしまいます。さらに、歯周病菌が血液を介して全身に広がり、心臓病や腎臓病、肝臓病などを引き起こすリスクがあります。特に高齢の犬猫では、この全身への影響が深刻になる場合があります。


💡予防のポイント

毎日の歯みがき

最も効果的な予防法は歯みがきです。初めはガーゼで優しく歯や歯ぐきを拭くところから始め、徐々に歯ブラシに慣らしましょう。

デンタルケアグッズの活用

デンタルガムや歯みがき効果のあるおもちゃ、口腔用サプリメントを組み合わせることで、ケアの効果が高まります。

定期的な歯科検診

動物病院での定期検診により、歯石の蓄積や炎症の有無を早期に発見できます。必要に応じて麻酔下での歯石除去(スケーリング)を行います。


📝まとめ

犬猫の歯周病は「年齢のせい」ではなく、日々のケアで予防できる病気です。毎日の習慣と定期的な病院でのチェックで、大切な家族の健康を守りましょう。
お口のにおいが気になる、歯ぐきが赤い、よだれが増えた…そんなサインが見られたら、早めにご相談ください。

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