猫の炎症性腸疾患とは?慢性的な下痢や嘔吐が続くときの注意点
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです!
「下痢がなかなか治らない」「吐く回数が増えてきた」
このような症状が長く続く場合、炎症性腸疾患(IBD)が関係している可能性があります。猫の炎症性腸疾患は慢性的に経過することが多く、早めの診断と継続的な管理がとても重要です。
炎症性腸疾患とはどんな病気?
腸に慢性的な炎症が起こる病気
炎症性腸疾患は、腸の粘膜に炎症細胞が集まり、腸の働きが低下する病気です。その結果、栄養の吸収がうまくいかなくなり、下痢や嘔吐、体重減少などの症状が現れます。
はっきりした原因が特定できないことも多い
発症の原因は一つではなく、免疫の異常反応、食事への過敏反応、腸内環境の乱れなどが複雑に関係していると考えられています。そのため、体質的に長く付き合う必要があるケースも少なくありません。
こんな症状が見られたら注意
繰り返す消化器症状
炎症性腸疾患では次のような症状がよく見られます。
・慢性的な下痢や軟便
・嘔吐を繰り返す
・食欲不振
・体重減少
・便の回数や量の変化
一時的に良くなっても再発を繰り返す場合は、詳しい検査が必要です。
毛玉との区別が難しい場合も
猫は毛玉を吐くことがあるため、病気による嘔吐と区別がつきにくいことがあります。回数が増えている、食欲が落ちている、体重が減っている場合は注意しましょう。
動物病院で行う検査
他の病気との見極めが重要
炎症性腸疾患と似た症状を示す病気には、寄生虫感染、細菌感染、膵炎、腫瘍などがあります。そのため、複数の検査を組み合わせて原因を絞り込んでいきます。
主な検査内容
血液検査や便検査、超音波検査を行い、内臓の状態や腸の厚みを確認します。必要に応じて内視鏡検査や組織検査を行い、確定診断を行う場合もあります。
治療と長期管理のポイント
病院での治療
炎症を抑える薬や免疫を調整する薬、整腸剤などを使用し、腸の状態を安定させていきます。症状が強い場合には点滴治療を行うこともあります。
食事療法の重要性
炎症性腸疾患の管理では、食事の見直しがとても重要です。消化に配慮したフードやアレルゲンを抑えた療法食を使用し、腸への刺激を減らします。フード変更は必ず段階的に行いましょう。
おうちでできるサポート
生活環境を整える
ストレスは症状悪化の引き金になることがあります。静かで安心できる環境を作り、生活リズムをできるだけ安定させることが大切です。
体調の変化を記録する
便の状態や嘔吐の回数、食欲の変化を記録しておくことで、治療方針の調整に役立ちます。
まとめ
猫の炎症性腸疾患は、長期的な管理が必要になることが多い病気です。しかし、早めに診断し、適切な治療と食事管理を続けることで、症状をコントロールしながら安定した生活を送ることが可能です。
下痢や嘔吐が長く続く場合は、「よくあること」と放置せず、お早めにご相談ください。愛猫の腸の健康を守っていきましょう。
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