老犬の夜泣きが増える秋冬に注意!原因と対策を国分寺ハートアニマルクリニックが解説


1. 老犬の夜泣きとは?寒い季節に増える理由

秋から冬にかけて、「夜中に犬が鳴き続ける」「夜泣きがひどくて眠れない」といった相談が増えます。
特に**高齢犬(シニア犬)**では、加齢に伴う体の変化や認知機能の低下が関係していることが多いです。

寒暖差が大きい時期は体温調整がうまくできず、夜間の冷えや不安感が夜泣きを引き起こす要因になります。
また、老犬は視力や聴力が衰えるため、暗い環境や静けさに強い不安を感じることもあります。


2. 老犬の夜泣きに多い原因

夜泣きを放っておくと、犬も飼い主さんも睡眠不足になり、体調を崩してしまうことがあります。
まずは原因を見極め、できるだけ環境を整えてあげましょう。

(1)認知機能の低下(犬の認知症)

昼夜の区別がつかなくなり、夜間に徘徊したり鳴いたりすることがあります。
これは老化による「認知機能不全症候群」の一症状で、無理に叱っても改善しません。

(2)不安や孤独感

家族が寝静まった夜間、飼い主の姿が見えないことで不安から鳴くことがあります。
老犬は特に、環境の変化や暗闇に敏感です。

(3)体の不調・痛み

関節炎や内臓疾患など、痛みや違和感があると落ち着かず、夜鳴きをすることがあります。
慢性的な痛みがある場合は、動物病院での診察が必要です。


3. 夜泣きを和らげるための対策

夜泣きは「叱る」よりも「安心させる」ことが何より大切です。

(1)環境を整える

  • 室内は20℃前後を保ち、冷え対策の毛布やベッドを用意する
  • 真っ暗にせず、常夜灯をつけて安心感を与える
  • 飼い主のにおいがついた毛布を置く

これだけでも老犬の不安が軽減され、夜泣きが落ち着くことがあります。

(2)生活リズムを整える

昼間はなるべく日光を浴びさせ、昼に活動・夜に休むリズムを維持しましょう。
軽い散歩や知育トイで、適度な刺激と運動を与えることも効果的です。

(3)医療的サポートを受ける

認知症や痛みが原因の場合は、獣医師による治療やサプリメントの使用で改善が見られるケースもあります。
夜泣きが長く続く場合は、我慢せず早めに相談しましょう。


4. 国分寺ハートアニマルクリニックからのアドバイス

秋冬は老犬の夜泣きや体調変化が増える季節です。
「少し鳴くようになった」「落ち着かない様子がある」など、些細な変化でも構いません。
早めの相談・定期的な健康チェックで、安心してシニア期を過ごせるようサポートいたします。

当院では、認知症ケアや老犬の生活サポートについてのご相談も受け付けております。
お気軽にご来院ください。


🐶まとめ

  • 秋冬は冷えや不安で老犬の夜泣きが増えやすい
  • 認知症・痛み・孤独感など、原因を見極めて対応する
  • 環境・生活リズム・医療ケアで改善できる
  • 夜泣きが続く場合は早めに動物病院へ

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