犬が震える…考えられる原因と治療法

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「うちの犬、急に震えている…」「寒くないのにブルブルしている」
そんな様子が見られたら、何かしらの異常のサインかもしれません。

犬が震える原因は、寒さや緊張といった一時的なものから、病気や痛みが原因のこともあります。
今回は、犬が震える主な原因と治療法、病院へ行くべきタイミング をご紹介します。


犬が震えているときに見られる症状

体が小刻みに震える・ブルブルと震えが止まらない
じっとして動かない・元気がない
呼吸が速く、落ち着かない様子がある
震えとともに嘔吐や下痢がある
足をかばっている・痛がる仕草をする
意識がもうろうとする・けいれんを伴う

📌 特に「震えが続く」「意識がもうろうとしている」「嘔吐・下痢を伴う」場合は、早めに動物病院で診察を受けましょう!


犬が震える主な原因と治療法

① 寒さ・低体温

🐶 特に小型犬や短毛種の犬は、寒さに弱いため震えることがあります。

特徴
寒い季節や冷房の効いた部屋で震える
ブルブル震えるが、元気や食欲はある
毛が短い犬種(チワワ・イタリアングレーハウンドなど)に多い

治療法
💡 暖かい場所に移動させる・毛布をかける
💡 洋服を着せて寒さ対策をする
💡 震えが続く場合は、低体温症の可能性があるため病院へ


② ストレスや恐怖

🐶 大きな音や環境の変化で、緊張やストレスから震えることがあります。

特徴
雷・花火・掃除機の音などに反応して震える
病院や知らない場所で震える
目を見開き、耳を後ろに倒している(不安のサイン)

治療法
💡 安心できる環境を整え、優しく声をかける
💡 ストレスを感じやすい場面では、抱っこやおやつで気をそらす
💡 極度の恐怖症がある場合は、獣医師に相談し、サプリメントや薬の検討も


③ 痛み(関節炎・ケガ・神経疾患)

🐶 関節炎やケガ、神経の異常があると、痛みで震えることがあります。

特徴
特定の動作をすると震える・歩き方がぎこちない
足をかばう・触られるのを嫌がる
高齢犬に多く、慢性的に震えが見られることも

治療法
💡 関節炎の場合は、消炎鎮痛剤やサプリメントを使用
💡 ケガが疑われる場合は、レントゲン検査で確認
💡 重度の神経疾患の場合は、外科手術が必要になることも


④ 低血糖(特に子犬・小型犬に多い)

🐶 血糖値が下がると、震えや意識障害を起こすことがあります。

特徴
急に震えだし、動かなくなる
ふらつく・意識がぼんやりする
トイプードル・チワワなどの小型犬の子犬に多い

治療法
🚨 すぐに病院へ!
💡 応急処置として、砂糖水や蜂蜜を舐めさせる(意識がある場合)
💡 低血糖を防ぐために、1日数回に分けて食事を与える


⑤ てんかん発作・神経疾患

🐶 脳や神経の異常で震えやけいれんが起こることがあります。

特徴
突然体が硬直し、けいれんを伴う震えが起こる
発作の前後に混乱した様子を見せる
発作は数秒から数分で治まるが、繰り返すことがある

治療法
🚨 発作が長引く場合はすぐに病院へ!
💡 発作中は刺激せず、安全な場所で見守る
💡 抗けいれん薬の投与で発作をコントロールする


こんな場合はすぐに病院へ!🚑

震えが長時間続く・意識がもうろうとしている
嘔吐や下痢を伴い、ぐったりしている
足を引きずる・歩き方がおかしい(痛みの可能性)
低血糖の症状がある(ふらつく・意識がぼんやりする)
けいれん発作が起こり、止まらない

特に「意識がもうろうとしている」「震えが止まらない」「嘔吐・下痢を伴う」場合は緊急対応が必要!すぐに動物病院へ!


まとめ

🐶 犬が震える原因は、寒さ・ストレス・痛み・低血糖・神経疾患など様々!
🐶 一時的な震えでも、長時間続く場合や他の症状を伴う場合は要注意!
🐶 特に「意識障害」「嘔吐・下痢」「痛みを伴う震え」は、すぐに病院へ!

愛犬の異変に早く気づき、適切な対応を心がけましょう!🐾✨

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