犬が突然倒れた!~原因と対処法~
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです。今日は犬が突然倒れる症状についてお話しします。
犬が急に倒れると、驚きと不安でいっぱいになりますよね。「気を失った?」「病気なの?」と心配になるかと思います。犬が倒れる原因はいくつか考えられ、緊急性の高いケースもあります。今回は、その原因と対処法について解説します。
犬が倒れる原因
1. 心臓の異常(危険!)
- 僧帽弁閉鎖不全症(小型犬に多い)
- 不整脈(心拍が異常に遅い・速い)
- 心筋症
- 心停止(命に関わる緊急事態!)
→ 呼吸がない・意識がない場合はすぐに動物病院へ!
2. 低血糖(特に小型犬・子犬)
- 元気がなくフラフラする
- けいれんを起こすことも
→ 甘いシロップを少し舐めさせ、すぐに受診
3. 熱中症
- 高温多湿の環境で起こる
- よだれが多い、体が熱い、ぐったりしている
→ 涼しい場所へ移動し、体を冷やしながら病院へ
4. 神経系の異常(てんかん発作など)
- けいれん後に意識を失うことも
- 何度も発作を繰り返す場合は要注意
→ 発作の時間を記録し、動画を撮っておくと診断の助けになります
5. 貧血・出血(緊急!)
- 歯茎や舌が白い
- 出血がある、または内出血の疑い
→ すぐに受診!輸血が必要な場合も
6. 中毒(誤食など)
- ネギ類、チョコレート、キシリトールなどの中毒症状
- 嘔吐やふらつき、意識混濁
→ 誤食したものが分かれば病院へ持参しましょう。すぐに受診をお勧めします!
倒れたときの対処法
- 意識・呼吸を確認する
- 呼吸がない、心拍が感じられない場合はすぐに動物病院へ!
- 周囲の安全を確保
- 倒れた場所が危険でないか確認
- 落ち着かせて保温する
- 意識がある場合は、静かな場所で安静に
- 可能なら動画を撮る
- 病院での診断に役立ちます
- 速やかに動物病院へ!
- どの原因でも、専門的な診察が必要になる可能性が高いです
まとめ
- 犬が突然倒れるのは重大なサイン!
- 心臓・低血糖・熱中症・中毒など様々な原因がある
- 意識・呼吸を確認し、すぐに動物病院へ相談しましょう!
愛犬の異変に気づいたら、すぐに対処することが大切です。何か気になる症状があれば、お気軽にご相談ください🐶
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