知らないと危険?犬のノミ・ダニ感染のリスクと予防のポイント

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです!

重要】猫のSFTS感染が千葉県で初確認⚠️⚠️⚠️
(東京でも報告あり)

また、当院でも公園でのお散歩後にマダニ寄生が確認されたワンちゃんが実際に来院しています。現在SFTS感染は認められていません。
⚠️基本的にダニ感染が疑われある場合には、院内感染防止するため病院外で処置、治療などを完全防備で行います⚠️

決して珍しいことではなく、
すぐ身近にあるリスクです.

大切なご家族を守るため、ぜひ最後までお読みください。

■SFTSとは
マダニが媒介するウイルス感染症で、
犬・猫・人すべてに感染する「人獣共通感染症」です。

・2011年に中国で初報告
・現在は日本全国に拡大
・特に西日本中心 → 関東でも報告増加

■非常に重要なポイント
✔ 特効薬なし
✔ 猫は特に重症化しやすい
✔ 致死率(猫):約60%
✔ 動物 → 人への感染あり

三重県では
感染猫を診察していた獣医師が亡くなる事例も報告されています。

■猫の主な症状
・発熱(39℃以上)
・食欲低下、元気消失
・嘔吐、下痢
・黄疸(目や皮膚が黄色くなる)

➡ 数日で急激に悪化することがあります

■人の症状
・発熱、倦怠感、頭痛
・吐き気、下痢
・出血傾向、意識障害

➡ 特に高齢者では致死率が高く命に関わります。

⚠️⚠️⚠️【当院からのお願い】⚠️⚠️⚠️

万が一、感染が疑われる場合は
必ず来院前にお電話をお願いいたします

・発熱
・食欲不振
・嘔吐などがある場合

➡ そのまま来院せず、まずご連絡ください

当院では
隔離・防護服・ゴーグル・グローブなどを準備し
院内感染・他の動物・ご家族への感染拡大を防ぎます。

■予防がすべてです
SFTSにはワクチンがありません。
最も重要なのはノミ・マダニ予防です。

✔ 外に出る猫ちゃん
✔ お散歩に行くワンちゃん
✔ 庭付きで自由に過ごす子

➡ 特にリスクが高いです

■「完全室内だから大丈夫?」
実は違います

・ベランダ
・玄関先
・抱っこでの外出
・動物同士の接触

➡ 感染のきっかけは多く存在します

■通年予防が必要
SFTSは5〜10月が多いですが
冬でも発生報告あり

➡ 1年中予防が必要です

■感染動物の取り扱いにも注意
SFTSで亡くなった動物の体液・排泄物にも
ウイルスが含まれる可能性があります

・ビニール袋で密閉
・表面消毒
・可能であれば火葬

➡ 慎重な対応が必要です。


SFTSは「命に関わる感染症」です

・知らなかった
・うちの子は大丈夫と思っていた

その前に、予防をお願いします

📞予防薬のご相談はいつでもお気軽に
当院では生活スタイルに合わせた予防をご提案しております


■ ノミ・ダニはどこからつくのか?

ノミやダニは、草むらや公園、散歩コースなどに潜んでいます。
そのため、外に出る機会がある犬はもちろん、飼い主の服や靴に付着して室内に持ち込まれるケースもあります。

特にダニは春から秋にかけて活動が活発になり、気温や湿度が上がる時期は感染リスクが高まります。


■ ノミ・ダニがつくとどうなる?

ノミやダニに寄生されると、さまざまなトラブルが起こります。

  • 強いかゆみ(体を頻繁にかく・噛む)
  • 皮膚炎や脱毛
  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • 貧血(重度の場合)

ノミやダニは単なるかゆみの原因と思われがちですが、実際にはさまざまな健康リスクを引き起こす可能性があります。ノミに寄生されると、強いかゆみや皮膚炎が起こり、特に「ノミアレルギー性皮膚炎」では、わずかな寄生でも激しい症状が出ることがあります。また、重度の場合には貧血を引き起こすこともあります。

一方、ダニは皮膚に付着するだけでなく、感染症を媒介することがあり、人にも影響するケースがあるため注意が必要です。犬だけでなく、家族全体の健康にも関わる問題と言えます。

さらに、ノミやダニは一度付着すると繁殖しやすく、環境中にも広がるため、駆除が難しくなることがあります。特に室内で繁殖すると、完全に排除するまでに時間と労力がかかることも少なくありません。

このようなリスクを考えると、ノミ・ダニは「ついてから対処する」のではなく、「つく前に防ぐ」ことが重要です。定期的な予防を行うことで、皮膚トラブルだけでなく感染症のリスクも減らすことができます。


■ 見逃しやすい初期サイン

ノミ・ダニ感染は、初期段階では分かりにくいことが多いです。

  • いつもより体をかく回数が増えた
  • 足先や腰回りを気にしている
  • 小さな黒い粒(ノミのフン)が見られる

こういった変化が見られた場合は、注意が必要です。


■ 自宅でできる予防方法

ノミ・ダニ対策で最も重要なのは「予防」です。

  • 定期的な予防薬の使用
  • 散歩後のブラッシング
  • 室内環境の清掃(寝床・カーペットなど)
  • 草むらへの立ち入りを避ける

予防薬はスポットタイプや内服薬などがあり、動物の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。


■ 駆虫薬について

ノミ・ダニ対策として重要なのが、定期的な駆虫薬の使用です。
現在は室内環境や気候の変化により、通年での予防が推奨されています。

ノミ・ダニの予防薬の中には、フィラリア予防も同時に行えるオールインワンタイプのものもあります。

ただし、フィラリアの予防薬が含まれている場合、投薬前に抗原検査が必要になることがあります。
(当院ではフィラリア予防薬を希望される方には、事前に抗原検査を実施しています。)

当院で扱っている主な駆虫薬は、予防できる範囲によって以下のように分けられます。


フィラリアを予防するタイプ

  • イベルメック
    (フィラリア)

ノミ・ダニを予防するタイプ

  • マイフリーガード
    (ノミ、マダニ)
  • シンパリカ
    (ノミ、マダニ、センコウヒゼンダニ)

フィラリア+ノミ・ダニをまとめて予防するタイプ

  • シンパリカトリオ
    (フィラリア、ノミ、マダニ、センコウヒゼンダニ、回虫、鉤虫)
  • ネクスガードスペクトラ
    (フィラリア、ノミ、マダニ、回虫、鉤虫、鞭虫)

このように、駆虫薬には予防できる範囲に違いがあり、生活スタイルやリスクに応じて選択することが大切です。


■ SFTSについて

前述したようにダニが媒介する感染症の中で、近年特に注意が必要なのが

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)です。

SFTSはウイルス感染症で、ダニに咬まれることで犬や猫、そして人にも感染する可能性があります。発症すると、発熱や元気消失、食欲不振、嘔吐や下痢などの症状が見られ、重症化すると命に関わるケースもあります。

特に注意が必要なのは、人にも感染する人獣共通感染症である点です。感染した動物から人にうつる可能性も報告されており、飼い主やご家族へのリスクも考慮する必要があります。

そのため、ダニ対策は単に犬の健康を守るだけでなく、家族全体を守る予防としても非常に重要です。


■ 受診が必要なケース

以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。

  • 強いかゆみが続く
  • 皮膚が赤くなっている・ただれている
  • ダニが付着しているのを確認した
  • 元気や食欲が落ちている

無理にダニを取ろうとすると、口の部分が皮膚に残ることもあるため、注意が必要です。


まとめ

犬のノミ・ダニ感染は、これからの暖かい季節に特に増えるトラブルの一つです。かゆみや皮膚炎といった症状だけでなく、感染症のリスクもあるため、軽く考えずにしっかり対策することが重要です。

日常生活の中で完全に防ぐことは難しいからこそ、定期的な予防と早期発見が大切になります。「少しかゆがっているだけ」と見過ごさず、普段との違いに気づいてあげることが、愛犬の健康を守る第一歩です。

これからの季節を安心して過ごすためにも、ノミ・ダニ対策を習慣化していきましょう。

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当院では生活スタイルに合わせた予防をご提案しております

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