ペットの肥満を防ぐ正しい食事管理とは?

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
皆さんの愛犬・愛猫は、理想的な体型を保てていますか?
実は、現代のペットの多くが「食べすぎ」や「運動不足」によって肥満傾向にあると言われています。
肥満は見た目の問題だけではなく、関節疾患、糖尿病、心臓病などさまざまな病気のリスクを高めてしまうのです。

本日は、ペットの肥満を予防するための「食事管理」のポイントをご紹介します。


■ 肥満かどうかのチェックポイント

まずは、現在の体型をチェックしてみましょう。
以下のようなサインがある場合は、肥満の可能性があります。

  • 肋骨を触ってもわかりにくい
  • お腹にくびれがなく、背中が平ら
  • 動くのが遅くなった、疲れやすい
  • ご飯の後も欲しがることが多い

体型の評価には「BCS(ボディ・コンディション・スコア)」という基準があります。当院でも健康診断時に評価しておりますので、気になる方はぜひご相談ください。


■ 肥満を防ぐ食事管理のポイント

① 適切な給餌量を知る

市販のフードパッケージに記載された「給餌量」はあくまで目安です。ペットの年齢、体重、活動量に応じて調整する必要があります。
当院では、個々の状態に合わせた給餌量の計算も行っております。

② おやつの与えすぎに注意

「少しだけ…」が積み重なると、大きなカロリーオーバーにつながります。
1日に与える総カロリーのうち、おやつは10%以内が目安です。どうしてもあげたい場合は、低カロリーなおやつやフードの一部を取り分けて与えるなどの工夫をしましょう。

③ 食べた量を記録する

複数の家族が世話をしている場合、重複しておやつを与えてしまうことも。1日ごとの食事とおやつの記録をつけることで、管理がしやすくなります。

④ 食事回数はライフステージに応じて

成犬・成猫であれば1日2回の食事が基本です。
フードを出しっぱなしにせず、決まった時間に与えることで食べすぎやダラダラ食いを防ぐことができます。


■ ダイエット用フードの活用も

近年は、栄養バランスを保ちつつカロリーを抑えたダイエット用の療法食や総合栄養食も多く販売されています。
「急に量を減らすとかわいそう」と思う飼い主さんも多いですが、しっかり満足感を得られる低カロリーフードであれば、健康的な体重管理が可能です。

ただし、自己判断での切り替えは避け、必ず獣医師と相談しながら選ぶことをおすすめします。


■ 最後に

肥満は「病気のきっかけ」となりやすいだけでなく、ペットの寿命や生活の質にも大きく影響します。
毎日のごはんこそが、健康を守る第一歩です。

当院では、体重管理のための食事相談や栄養指導も行っています。
「最近ちょっと太ってきたかも…」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
愛犬・愛猫と長く健康に過ごすために、一緒に体重管理をがんばりましょう!

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国分寺ハートアニマルクリニック
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042-316-8631

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