犬の口が臭い~原因と対処法~

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです。今日は犬の口臭についてお話しします🐶

愛犬の口が臭うと感じたことはありませんか?
「いつものこと」と思って放置してしまいがちですが、口臭は健康状態のサインのひとつ。
放置すると歯や内臓の病気につながることもあるため、原因をしっかり把握し、適切なケアをすることが大切です。

今回は、犬の口臭の主な原因と対策についてご紹介します。

犬の口臭の主な原因

歯周病

口臭の最も一般的な原因は歯周病です。
歯垢や歯石がたまり、細菌が繁殖することで強い悪臭が発生します。
進行すると歯が抜けたり、顎の骨が溶けることもあります。

口腔内のトラブル

  • 口内炎や歯の破折:炎症や傷が原因で口臭が発生することがあります。
  • 腫瘍(口腔内腫瘍):悪性の場合、強い口臭を伴うことがあります。

食事によるもの

ドライフードよりもウェットフードを好む犬は、歯に汚れがつきやすく口臭の原因になります。
魚やニンニクなどの強い匂いのする食べ物を食べると、一時的に口臭が強くなることも。

消化器・内臓の病気

  • 胃腸の不調:胃腸のトラブルにより、口臭が酸っぱい臭いや腐敗臭になることがあります。
  • 糖尿病:甘酸っぱい独特の口臭がすることがあります。
  • 腎臓病:アンモニア臭のような口臭がする場合、腎機能の低下が疑われます。

口臭の対処法

歯磨きを習慣にする

毎日の歯磨きが理想ですが、難しい場合はデンタルガムや歯磨きシートを活用しましょう。

定期的な歯石除去

動物病院での歯石除去(スケーリング)を受けることで、歯周病を予防できます。

食生活を見直す

歯垢がつきにくいフードやデンタルケア用のおやつを活用しましょう。

病気の早期発見

口臭が強くなったら、単なる口の問題だけでなく内臓疾患の可能性も考え、早めに動物病院を受診しましょう。

まとめ

犬の口臭は、単なるニオイの問題ではなく、病気のサインであることもあります。毎日のケアと定期的なチェックで、愛犬の健康を守りましょう!

何か気になる症状がありましたら、お気軽にご相談くださいね🐾

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