子犬・子猫の“はじめてのしつけ”～今だからこそ大切にしたい習慣づけ～

2025.6.22 2025.6.17

kokubunji_admin

こんにちは！国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
今回は、動物病院の立場から「子犬・子猫のはじめてのしつけ」について、知っておきたいポイントをご紹介します。

しつけは“愛情と安心”から始めましょう💛

まず大切なのは、「しつけ＝罰」ではないということ。
しつけとは、人と動物が安心して一緒に暮らすためのコミュニケーションの訓練です。怒鳴ったり叩いたりではなく、できたときにしっかり褒めて、楽しく覚えてもらいましょう。

トイレは「場所を覚える」までが勝負。成功したらたくさん褒め、失敗しても叱らず静かに片付けましょう。

「おいで」の練習は、安全確保の第一歩。名前を呼んでアイコンタクトが取れたら、ご褒美を！

遊びの中での甘噛みは無視するか、遊びを中断して「噛むと楽しくない」を覚えてもらいましょう。

キャリーやケージを“安心できる居場所”にすることで、通院や災害時もストレスを減らせます。

子猫は本能的にトイレの砂を好むため、清潔なトイレ環境を整えておけば自然と覚える子が多いです。

壁や家具での爪とぎを防ぐには、専用の爪とぎ器を用意し、好む場所に設置するのがコツ。

手や足で遊ばせず、おもちゃを使って「狩り」の気分を満たしてあげましょう。

爪切り・ブラッシング・耳掃除などのケアは、少しずつ慣らしておくと将来的にとても楽になります。

生後2〜4か月頃は「社会化期」と呼ばれ、最も多くのことを受け入れやすい大切な時期です。
この時期に、音・人・場所・動物などさまざまな経験を積むことが、将来の性格やストレス耐性に大きく影響します。

ただし、ワクチン接種が完了するまでは感染症にも注意が必要です。不安なことがあれば、いつでもご相談ください。

しつけは焦らず、少しずつ、楽しく続けることが大切です。
初めての育児で悩むのは当然。そんなときこそ、私たち動物病院スタッフを頼ってくださいね。
健やかで幸せなペットライフのために、一緒にがんばりましょう！

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