犬・猫の寄生虫予防
フィラリア・ノミ・マダニから
大切な家族を守るために。
お散歩の時間も、おうちで過ごす時間も。その子の暮らしに合った予防を、一緒に考えます。
国分寺ハートアニマルクリニックでは、犬・猫の年齢、体重、健康状態、生活環境を確認し、寄生虫の予防についてご相談を承ります。
ワクチン接種・抗体価検査のご案内はこちら →
当院でおすすめしている予防薬
犬はシンパリカ トリオ、猫はネクスガード キャット コンボを中心にご案内しています。必要な対策は一頭ずつ異なるため、年齢・体重・持病・暮らし方に合わせて選びます。
DOG犬の予防薬
当院のおすすめ・犬用通常在庫あり
シンパリカ トリオ
毎月のフィラリア予防と、ノミ・マダニ対策をひとつに。
食べるタイプ(チュアブル)|フィラリア・東洋眼虫の予防は月1回
当院では、複数の寄生虫への対策が必要な犬に、シンパリカ トリオを中心にご案内しています。生活環境や体調を確認して選びます。
何に有効なお薬ですか?
- フィラリア(犬糸状虫)
- 寄生を予防蚊が媒介する寄生虫への対策です。
- ノミ・マダニ
- 駆除体表に寄生するノミ・マダニを駆除します。
- 回虫・鉤虫
- 駆除お腹の寄生虫である犬回虫・犬小回虫・犬鉤虫が対象です。
- 東洋眼虫
- 寄生を予防メマトイという小さなハエが媒介し、目に寄生する虫への対策です。
- イヌセンコウヒゼンダニ
- 駆除強いかゆみを起こす疥癬(かいせん)の原因となるダニが対象です。
- イヌニキビダニ
- 全身性毛包虫症の改善ニキビダニの駆除により、全身に皮膚症状が出る毛包虫症の改善を図ります。
使いやすさ
フィラリア予防とノミ・マダニ駆除をまとめられるため、複数のお薬を管理する負担を減らせます。通常在庫をご用意し、体重に合った規格をご案内します。
使用前・使用後の注意
8週齢未満・体重1.5kg未満、交配予定・妊娠中・授乳中の犬には使用できません。開始前には血液検査でフィラリア感染の有無を確認します。てんかんの既往は事前にお知らせください。吐いた・食べ残した場合は追加投与せず、ご相談ください。
犬のその他の取扱薬
お取り寄せ|原則6か月分単位
ネクスガード スペクトラ
犬用|食べるタイプ(チュアブル)
- フィラリア予防
- 対応
- ノミ・マダニ駆除
- 対応
フィラリア予防とノミ・マダニ駆除に加え、お腹の寄生虫である犬回虫・犬小回虫・犬鉤虫・犬鞭虫の駆除に対応します。
毎月1回使用するお薬です。当院では原則6か月分単位でのお取り寄せとなります。ご希望の方は、ご来院前にお電話でご相談ください。
イベルメックDSP
犬用|食べるタイプ(チュアブル)
- フィラリア予防
- 対応
- ノミ・マダニ駆除
- 対象外
フィラリア予防に加え、お腹の寄生虫である犬回虫・犬鉤虫の駆除に対応します。
ノミ・マダニ対策が必要な場合は、併用するお薬を獣医師と相談します。
シンパリカ
犬用|食べるタイプ(チュアブル)
- フィラリア予防
- 対象外
- ノミ・マダニ駆除
- 対応
ノミ・マダニのほか、ミミヒゼンダニ(耳ダニ)・イヌセンコウヒゼンダニ(疥癬の原因)の駆除に対応します。イヌニキビダニの駆除による全身性毛包虫症の改善にも使用します。
フィラリア予防には別のお薬が必要です。シンパリカ トリオとは対応する寄生虫が異なります。
マイフリーガードα 犬用
犬用|皮膚に滴下するタイプ
- フィラリア予防
- 対象外
- ノミ・マダニ駆除
- 対応
ノミ・マダニ・シラミ・ハジラミの駆除に対応します。ノミの卵がかえることや、幼虫が成長することを抑え、ノミの寄生予防にも役立ちます。
フィラリア予防には別のお薬が必要です。
CAT猫の予防薬
当院のおすすめ・猫用
ネクスガード キャット コンボ
皮膚に滴下して、体の外とお腹の寄生虫、フィラリアに対応。
皮膚に滴下するタイプ(スポットオン)|フィラリア予防は月1回
当院では、猫の寄生虫対策にネクスガード キャット コンボをおすすめしています。飲み薬が苦手な猫にも選択肢となり、必要な予防・駆除をまとめて行えます。
何に有効なお薬ですか?
- フィラリア(犬糸状虫)
- 寄生を予防猫にも感染する、蚊が媒介する寄生虫への対策です。
- ノミ・マダニ
- 駆除体表に寄生するノミ・マダニを駆除します。
- ミミヒゼンダニ(耳ダニ)
- 駆除耳に寄生し、かゆみや耳垢の原因となるダニが対象です。
- 回虫・鉤虫
- 駆除お腹の寄生虫である猫回虫・犬小回虫・猫鉤虫が対象です。
- 条虫
- 駆除瓜実条虫・猫条虫・多包条虫が対象です。多包条虫はエキノコックスの一種です。
使い方のポイント
首の後ろから肩甲骨の間の毛を分けて、皮膚に滴下します。乾くまで触らず、同居動物によるなめ合いも避けてください。投与後2日間はシャンプーを控えます。
使用前・使用後の注意
8週齢未満・体重0.8kg未満の猫には使用できません。一時的なよだれ、投与部位の脱毛・かゆみなどが出ることがあります。高齢・衰弱している猫や、成分への過敏症歴がある猫は、使用前に必ずご相談ください。
猫のその他の取扱薬
マイフリーガードα 猫用
猫用|皮膚に滴下するタイプ
- フィラリア予防
- 対象外
- ノミ・マダニ駆除
- 対応
ノミ・マダニ・ハジラミの駆除に対応します。ノミの卵がかえることや、幼虫が成長することを抑え、ノミの寄生予防にも役立ちます。
フィラリア予防には別のお薬が必要です。
フィラリア予防は、犬にも猫にも
フィラリア症(犬糸状虫症)は、蚊が媒介する寄生虫によって起こる病気です。肺の血管や心臓に障害を起こし、命に関わることもあります。犬だけでなく猫も感染するため、症状が出る前の予防が大切です。
DOG
犬のフィラリア予防
初期には目立った症状がないことがあります。予防を始める・再開する際は、これまでの投薬状況を確認し、年齢や感染の可能性に応じて血液検査をご案内します。
予防薬は、すでに寄生した成虫を自己判断で治療するための薬ではありません。前年に予防の中断や飲み忘れがあった場合も、必ずお知らせください。
CAT
猫のフィラリア予防
室内で暮らす猫も、侵入した蚊に刺される可能性があります。猫では少数の寄生でも呼吸器の病気につながることがあり、予防が大切です。
猫の検査は犬と同じようには判断できません。症状や生活環境に応じて検査を検討し、猫に適した予防薬をご案内します。
ノミ・マダニ対策で、皮膚と暮らしを守る
ノミ:かゆみだけではありません
ノミは吸血によるかゆみや、ノミアレルギー性皮膚炎の原因になります。毛づくろいの際にノミを飲み込むことで、お腹の寄生虫である瓜実条虫に感染することもあります。
室内に持ち込まれると、寝床や床などで繁殖する場合があります。動物への駆除薬だけでなく、寝具の洗濯や掃除など、生活環境への対策も合わせて行いましょう。
マダニ:お散歩や外出時にも注意
マダニは草むらなどで動物に付着し、吸血します。皮膚のトラブルに加え、動物や人に病気をうつすことがあります。
皮膚に食い込んだマダニを見つけたら、無理に引き抜いたり、指でつぶしたりせず、動物病院へご相談ください。帰宅後に体を確認することも役立ちます。
予防薬と、日常の対策を組み合わせましょう。ノミ・マダニ駆除薬を使用していても、付着や病原体の伝播を完全に防げるとは限りません。草むらへの立ち入りを控えることや、被毛・皮膚のチェックも大切です。
犬・猫とご家族のためのマダニ対策
SFTSの最新情報と、受診の目安
2026年10月13日確認|厚生労働省Q&A 第9版(2026年10月7日作成)を参照
重症熱性血小板減少症候群(SFTS:Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome)は、主にウイルスを持つマダニが媒介する感染症です。犬・猫も発症し、人に感染することがあります。発症した動物の血液や唾液などとの接触にも注意が必要です。
東京都は2025年10月9日、都内で初めて確認された犬のSFTS症例について注意喚起しました。この犬には都外滞在歴があり、発表は都内での感染を断定するものではありません。国分寺周辺でも、お散歩や旅行先でのマダニ対策を続けましょう。
犬・猫のこんな変化に注意
元気・食欲の低下、発熱、嘔吐や下痢などがみられます。猫では、白目や歯ぐきなどが黄色くなる黄疸(おうだん)にも注意してください。重症化する場合があります。
症状だけではSFTSと判断できません。血液検査で白血球や血小板の減少などを確認し、疑う場合はウイルスの遺伝子検査などを検討します。
体調不良のときは、来院前にお電話を
マダニの付着や屋外活動の後に体調が悪くなった場合は、速やかに当院へお電話ください。マダニを見ていなくても、ぐったりしている、食べられないなどの症状があればご相談ください。
症状・外出先・旅行歴・予防薬の使用状況をお伝えください。院内での接触を減らすため、受診方法をご案内します。
当院へ電話:042-316-8631
毎日の対策で、マダニと体液への接触を減らす
- 犬・猫に適したマダニ駆除薬を、指示された間隔で使用する。
- 草むら・やぶを避け、散歩後は体を確認する。食い込んだマダニは無理に取らず、動物病院へ相談する。
- 猫の室内飼育を心がけ、野生動物や弱った動物に不用意に触れない。
- 体調不良の動物の世話では、手袋・マスクを使用し、血液・唾液・排泄物への直接接触や、咬まれる・なめられることを避ける。世話の後は手を洗う。
マダニ駆除薬とSFTSの関係シンパリカ トリオとネクスガード キャット コンボにはマダニ駆除の効能がありますが、SFTSウイルスの治療薬ではありません。添付文書では、マダニが媒介する病気の伝播を阻止できるかは検討されていません。お薬だけでSFTSを完全に防げると考えず、日常の対策も組み合わせてください。
飼い主様ご自身に発熱などが出た場合:マダニに刺されたり、体調不良の犬・猫と接触したりした後に発熱・強いだるさ・嘔吐などがあれば、速やかに人の医療機関へ相談し、動物との接触状況を医師へお伝えください。
続けやすさと安全性から、予防薬を選びます
予防薬には飲み薬や皮膚に滴下するタイプなどがあり、複数の寄生虫に対応する製品もあります。ただし、予防・駆除できる寄生虫、使用できる動物種・年齢・体重、投与間隔は製品ごとに異なります。「ノミの薬だからマダニにも効く」とは限りません。
飲み薬・食べるタイプ
食べやすさや投薬のしやすさを考えて選びます。最後まで飲み込んだかを確認し、吐いた・食べ残した場合は、自己判断で追加せずご連絡ください。
皮膚に滴下するタイプ
毛を分けて皮膚に滴下します。使用後のシャンプーや、同居する動物同士のなめ合いへの注意点は、製品の指示に従ってください。
予防のメリットと、お薬の注意点適切に継続することで、対象となる寄生虫による病気や負担を減らすことにつながります。一方、薬によっては嘔吐・下痢・皮膚の刺激などの副作用が起こる場合があります。過去の副反応、けいれんなどの持病、妊娠・授乳、服用中のお薬は、事前にお知らせください。
犬用と猫用のお薬は自己判断で流用せず、体重に合った製品を使用してください。投与後に体調の変化があれば当院へご連絡ください。
予防期間は、地域・生活環境・製品に合わせて
蚊の活動時期や旅行先、ノミ・マダニに接触する機会、使用する薬を踏まえて予防計画を立てます。通年の予防も含めてご相談いただけます。「涼しくなったから」と自己判断で中止せず、開始・終了時期と投与間隔を確認しましょう。
- 01これまでの予防を確認薬の名前・最後に使用した日・飲み忘れの有無をお知らせください。
- 02診察・必要な検査体重や健康状態、感染の可能性を確認します。
- 03続けられる方法をご提案薬の種類・使い方・次回の予定をご案内します。
よくあるご質問
室内飼育でも予防は必要ですか?
室内でも蚊が入ったり、人や同居動物を介してノミが持ち込まれたりする可能性があります。犬・猫ともに、生活環境を伺って予防方法を相談します。
フィラリア予防薬を飲ませ忘れた場合は?
最後に投与した日と薬の名前を確認し、当院へご連絡ください。2回分をまとめて与えず、中断期間に応じた再開方法や検査時期を相談しましょう。
ワクチンを接種していれば、寄生虫予防もできますか?
混合ワクチン・狂犬病予防注射と、フィラリア・ノミ・マダニの予防は別の対策です。それぞれの目的に合った予防が必要です。ワクチン・抗体価検査のご案内もご覧ください。
健康診断と一緒に相談できますか?
はい。健康診断と合わせた予防のご相談も承ります。必要な検査の組み合わせは、年齢・体調・これまでの予防状況を確認してご案内します。
参考資料・医療情報確認日
医療情報確認日:2026年10月13日。予防薬の選択・使用方法は、国内の添付文書と診察結果を踏まえて個別にご案内します。