🐱猫種や体型によって変わる病気のリスク｜気をつけたい健康のポイント
kokubunji_adminこんにちは！国分寺ハートアニマルクリニックです！
猫は見た目の可愛らしさだけでなく、品種や体型によって体の特徴が大きく異なります。その違いが、かかりやすい病気や注意したい症状につながることがあります。特に純血種の猫は遺伝的な病気のリスクを持っている場合もあり、早めのケアや健康チェックがとても大切です。今回は、代表的な猫種に多い病気の傾向と、日常でできる予防のポイントについてお話しします。
■猫種によって変わる病気の傾向
●純血種（スコティッシュフォールド、ノルウェージャンフォレストキャットなど）
遺伝的な疾患のリスクが比較的高い猫種です。特に心臓病、関節の病気、腎臓のトラブルなどが代表的です。若いうちから健康診断を受けておくと、早期発見につながります。
●長毛種（ラグドール、ペルシャなど）
毛玉や皮膚のトラブルが起こりやすく、換毛期には毛を飲み込むことで胃腸に負担がかかることもあります。ブラッシングや生活環境の工夫が大切です。
●短毛種・雑種
比較的丈夫な子が多いですが、年齢とともに腎臓病や甲状腺の病気が増えてくる傾向があります。シニア期に入ったら特に注意しましょう。
■体型によって違う注意ポイント
猫の体型も病気のリスクに関係します。
- 丸い体型の猫は肥満になりやすい
- 脚が短い猫種は関節に負担がかかりやすい
- 大型の猫種は運動量の調整が必要
体重が増えると関節だけでなく内臓にも負担がかかります。適切な食事と運動が健康維持には欠かせません。
■日常の生活でできる予防の工夫
- ブラッシングをこまめにする
- 水を飲みやすい環境をつくる
- 定期的に健康診断を受ける
こうした小さな積み重ねで、大きな病気を予防できることがあります。特に猫は体調不良を隠すことが多いため、早めのチェックが大切です。
■気づいてほしい体調のサイン
- 食欲が落ちる
- トイレの回数が増える
- よく水を飲む
- 毛づくろいの変化
こういった小さな変化が病気のサインであることがあります。
■気になることがあればご相談ください
国分寺ハートアニマルクリニックでは、猫種や年齢、生活スタイルに合わせた健康管理のアドバイスを行っています。「この猫種は何に気を付ければいい？」「うちの子に合っている環境は？」といったご相談も大歓迎です。少しでも気になることがあれば、いつでもお気軽にお声がけくださいね。
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