【第3回】猫の高脂血症はどう診断する?検査・治療と食事管理の考え方
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです!
第2回では、猫の高脂血症で見られる症状や、気づきにくいサインについて解説しました。
最終回となる今回は、高脂血症の診断に必要な検査と、治療・食事管理の考え方についてお話しします。
猫の高脂血症はどのように診断されるのか
血液検査が診断のきっかけになる
血清の状態から分かること
高脂血症では、血液検査の際に血清が白く濁って見えることがあります。これは血液中の脂質が増えているサインのひとつで、検査をきっかけに異常が疑われます。
数値の確認が重要
中性脂肪やコレステロールなどの数値を確認し、高脂血症かどうかを判断します。
なぜ追加の検査が必要になるのか
二次性高脂血症を見逃さないため
背景に病気が隠れていることも
猫の高脂血症は、単独で起こることもありますが、糖尿病や内分泌疾患、肝臓・膵臓の病気が原因となっている場合もあります。
全身状態を把握するための検査
他の臓器への影響を確認
血液検査や画像検査を組み合わせて、全身の状態を総合的に評価します。
猫の高脂血症の治療について
原因に応じた対応が基本
単独の高脂血症の場合
食事内容の見直しや生活習慣の調整を中心に、脂質のコントロールを目指します。
他の病気が関係している場合
背景となる病気の治療を優先し、その結果として脂質の改善を図ることが重要です。
薬物治療が必要になるケース
状態に応じた判断
脂質の上昇が著しい場合や、合併症のリスクが高い場合には、薬による治療が検討されることもあります。
食事管理の考え方
脂質を意識した食事選び
高脂肪なフードの見直し
脂肪分の多いフードやおやつは控え、脂質バランスを考えた食事に切り替えることが大切です。
急な変更は避ける
少しずつ切り替える
急激な食事変更は、消化器症状を引き起こすことがあります。体調を見ながら徐々に調整します。
長期管理で大切なポイント
定期的な検査の重要性
数値の変化を確認する
治療や食事管理の効果を確認するため、定期的な血液検査で脂質の値をチェックします。
日常生活での観察
飼い主さまができること
・食欲や体重の変化を記録する
・嘔吐や元気消失がないか確認する
・異変を感じたら早めに相談する
まとめ
猫の高脂血症は、血液検査をきっかけに発見されることが多い病気です。原因を見極めたうえで、治療や食事管理を行い、定期的に状態を確認することが大切です。検査結果について不安がある場合は、遠慮なくご相談ください。
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