☆シニア犬のケアのポイント☆

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾

今回はシニア犬のケアに関する大切なポイントについてお知らせしします。


犬も人間と同じように年を重ねていきます。一般的に、7歳を過ぎたあたりから「シニア犬」と呼ばれるようになりますが、個体差もあり、小型犬では10歳前後、大型犬では6歳頃からシニア期に入るともいわれています。

私たち動物病院では、シニア犬の健康を維持し、できるだけ長く快適な生活を送ってもらうために、年齢に応じたきめ細やかなケアを大切にしています。今回は、シニア犬のために知っておきたいケアのポイントをご紹介します。


1.定期健診を欠かさずに🏥

シニア犬は、病気のリスクが高まる時期でもあります。心臓病、腎臓病、関節炎、腫瘍など、加齢とともに起こりやすい病気は多くあります。特に初期症状が見つけにくいものも多いため、年に1〜2回の定期健診がとても重要です。

血液検査や尿検査、レントゲンなどの健康チェックを定期的に行うことで、病気の早期発見・早期治療につながります。


2.食事の見直しを🍴

年齢とともに代謝が落ち、消化機能も衰えてきます。若い頃と同じ食事では栄養バランスが偏ったり、体重管理が難しくなったりすることも。

シニア犬専用のフードを取り入れることで、必要な栄養素を無理なく摂取できます。また、腎臓の負担を減らすためにたんぱく質やリンの調整が必要な場合もあるので、かかりつけの獣医師に相談するのが安心です。


3.運動は「質」を重視して

若い頃のように長時間の散歩や激しい運動は負担になることもありますが、適度な運動は筋力維持や認知機能の低下予防に効果的です。

関節や筋肉に負担をかけないよう、時間は短めでも毎日少しずつ体を動かすようにしましょう。滑りにくい床マットを敷く、段差を減らすなど、家庭内の環境整備も大切です。


4.変化に気づく「観察力」もケアの一部👀

「最近よく寝るようになった」「階段を嫌がる」「食べる量が減った」など、ちょっとした変化が病気のサインになっていることもあります。

飼い主さんの目が一番の早期発見のカギ。日々の様子をよく観察し、気になることがあれば早めにご相談ください。


5.心のケアも忘れずに

シニア期になると、視力や聴力の低下、認知機能の変化などによって不安を感じる犬も増えてきます。急な環境の変化を避け、落ち着ける空間を整えることが心の安定につながります。

また、スキンシップや優しい声かけは、犬にとって大きな安心材料になります。今まで以上に「触れ合いの時間」を意識的にとってあげると良いでしょう。


さいごに・・・🐶

シニア犬との暮らしは、ゆっくりとした時間の中に、深い絆を感じることができる特別なものです。少しの配慮と愛情で、わんちゃんの生活の質をぐっと高めることができます。

当院では、シニア犬の健康管理に関するご相談を随時承っております。日々のケアで気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


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