☔梅雨の時期に気をつけたい!犬の皮膚トラブルについて🐶
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
ジメジメとした梅雨の季節がやってきました。私たち人間にとっても不快なこの時期ですが、実は犬にとっても過ごしづらい季節です。特に注意したいのが「皮膚トラブル」。湿度が高くなることで、皮膚のバリア機能が低下し、細菌やカビ(真菌)が繁殖しやすくなるため、皮膚疾患が増える傾向にあります。
よく見られる皮膚疾患とは?
膿皮症(のうひしょう)
細菌感染によって皮膚に赤みやかさぶた、脱毛がみられます。特に湿気が多い部位(脇の下、内股、首回りなど)に発症しやすく、小型犬やシワの多い犬種に多く見られます。
マラセチア皮膚炎
常在菌であるマラセチアという酵母菌が過剰に繁殖して起こる皮膚炎で、耳の中や皮膚がベタついて悪臭を伴います。痒みも強く、掻き壊して悪化することも。
湿疹・かぶれ(アレルギー性皮膚炎)
湿気とともに増えるダニやカビ、花粉などのアレルゲンが刺激となり、かゆみや発赤を引き起こします。
皮膚疾患を防ぐためのポイント
毎日のブラッシング
毛のもつれを防ぎ、皮膚の通気性を保ちます。特に長毛種は毛が湿気を含みやすいため、こまめなケアが必要です。
濡れた体はしっかり乾かす
散歩後の濡れた被毛を放置すると、菌が繁殖しやすくなります。タオルドライ+ドライヤーでしっかり乾かしてあげましょう。
室内の湿度管理
除湿機やエアコンで湿度を50〜60%程度に保つことが理想です。
定期的なシャンプー
皮膚に優しい薬用シャンプーで定期的に洗浄しましょう。ただし洗いすぎは皮脂を取りすぎて逆効果になることもあるため、頻度は獣医師と相談してください。
気になる症状があればすぐに受診を
皮膚疾患は早期発見・早期治療が重要です。「最近かゆがっている」「赤みやフケが増えた」「体臭が強くなった」といったサインがあれば、悪化する前にご相談ください。
梅雨の時期も快適に過ごせるよう、飼い主さんのちょっとした気配りが、ワンちゃんの健康を守る第一歩になります。ご不安なことがあれば、お気軽に当院までお問い合わせください。
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