「ごはんで守る、愛犬の健康」― 犬の食事管理の基本とポイント ―
こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
愛犬の健康を守るうえで、毎日の食事はとても重要な要素です。
「何を食べさせるべき?」「おやつはどのくらいまでOK?」
そんな飼い主さんの疑問にお答えするために、犬の食事管理の基本とコツをご紹介します。
🐾食事管理の目的とは?
犬の食事管理は単に「栄養を与える」だけでなく、以下のような目的があります:
- 適正体重の維持(肥満・痩せすぎの防止)
- 病気の予防(糖尿病、心臓病、腎臓病など)
- 皮膚や被毛の健康維持
- シニア期への備えや慢性疾患のコントロール
🍖年齢・体質に合ったフード選び
犬のライフステージに応じたフードを選ぶことが大切です。
🔹 子犬(~1歳前後)
- 成長に必要な高タンパク・高カロリーのフード
- 消化器の発達が未熟なので消化しやすい配合がおすすめ
🔹 成犬(1~7歳)
- 活動量に応じた適正カロリーの維持がポイント
- 去勢・避妊後は代謝が落ちやすいので、太りすぎに注意
🔹 シニア犬(7歳以降)
- 腎臓・心臓のケアを意識した栄養バランスが重要
- 噛む力や消化機能の低下に配慮し、柔らかい・小粒タイプも検討
⚖️適正体重の維持が健康のカギ
肥満は万病のもと! 肥満は、関節疾患、糖尿病、心疾患など多くの病気のリスクを高めます。
✔ 適正体型の目安(ボディコンディションスコア:BCS)
- 理想:肋骨が触れるが見えない、お腹にくびれがある
- 肥満:肋骨が触れず、腹部がたるんでいる
- 痩せすぎ:肋骨が浮き出ている、腰が極端に細い
➡ 定期的な体重測定とBCSの確認が大切です
🍬おやつ・人間の食べ物に要注意!
- おやつは1日カロリーの10%以下が目安
- チーズやジャーキーなど高脂肪のものは控えめに
- ネギ類、チョコレート、ブドウ、キシリトールなどは厳禁!
🧂療法食の役割
持病のある犬には、**療法食(病気の管理を目的としたフード)**が処方されることもあります。
- 心臓病:ナトリウム制限・タウリン強化
- 腎臓病:タンパク質やリンの制限
- 胃腸疾患:低脂肪・消化にやさしい食事
- アレルギー:加水分解タンパク質など
※ 自己判断で与えず、獣医師の指示を守ってください
📝まとめ
毎日の食事は、犬の健康寿命を左右する大切な要素です。
年齢や体調に合わせて食事内容を見直すことで、病気の予防や早期発見にもつながります。
「最近太ってきたかも」「フードを変えた方が良いかな?」と思ったら、
お気軽にご相談ください。**愛犬に最適な食事プランをご提案します!**🐾✨
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大切なペットが元気に過ごせるよう、スタッフ一同サポートいたします
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