冬の“室内化”が引き起こす犬猫の不調

こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです!
寒い季節になると、犬や猫が屋内で過ごす時間は自然と長くなります。外の冷えや日照時間の短さから、散歩や外気に触れる機会が減り、「あたたかく安全な室内で静かに過ごす」生活に切り替わるご家庭も多いのではないでしょうか。しかし、この**“室内化”**が、運動不足や刺激不足、乾燥といった複数の要因を重ね、体調や行動の変化を引き起こすことがあります。今回は、冬ならではの室内生活がもたらす見落としがちなリスクと、日常でできる対策を解説します。

室内時間が増えることで起こる体の変化

運動量の低下と筋力の衰え

寒さを避けて動く時間が減ると、筋肉量や柔軟性が少しずつ低下します。特にシニア期の犬猫では、歩幅が狭くなる、段差を避ける、ジャンプをためらうなどの変化が現れやすく、関節や腰への負担が増えがちです。運動量の低下は基礎代謝の低下にもつながり、体重増加の一因になります。

代謝の変化と体重管理

冬は消費カロリーが下がる一方で、食事量が変わらないとエネルギー過多になりやすい時期です。体重の増加は関節、心臓、呼吸器への負担を高め、もともと持病のある子では症状の悪化を招くことがあります。

刺激不足が行動や気分に与える影響

退屈からくる行動の変化

散歩の短縮や外出機会の減少により、におい・音・視覚といった刺激が少なくなります。犬では無駄吠えや落ち着きのなさ、猫では夜間の活動増加や過剰な毛づくろいなど、“退屈”が引き金の行動変化が見られることがあります。病気でなくても、ストレスが蓄積すると体調不良につながることがあります。

生活リズムの乱れ

日照時間の短さや室内での静的な生活が続くと、睡眠と覚醒のリズムが崩れやすくなります。昼間に眠り、夜に活動する傾向が強まると、食事や排泄のタイミングも不規則になり、体調管理が難しくなります。

乾燥した空気が及ぼす影響

皮膚・粘膜のバリア低下

暖房による乾燥は、皮膚のフケやかゆみ、被毛のパサつき、目や鼻の違和感、咳などを引き起こしやすくします。バリア機能が低下すると、外的刺激に敏感になり、軽いトラブルが長引くこともあります。

飲水量の低下と体内バランス

冬は水を飲む量が自然と減りやすく、特に猫では尿が濃くなりがちです。水分不足は全身の循環や代謝に影響し、元気や食欲の低下につながる場合があります。

日常でできる対策

「動くきっかけ」を室内に

短時間でも回数を分けた散歩、室内での軽い追いかけ遊び、上下運動ができる環境づくりなど、意識的に“動く場面”をつくることが大切です。おもちゃのローテーションも刺激の維持に役立ちます。

環境と水分の工夫

加湿器の使用、暖房の直風を避ける配置、複数の水飲み場の設置などで、乾燥と水分不足を予防しましょう。猫ではウェットフードの併用も有効です。

受診の目安

こんな変化が続くときは相談を

「動きが明らかに減った」「体重が増えた」「皮膚のかゆみや咳が続く」「元気が戻らない」などが見られる場合、季節要因だけでなく基礎疾患が隠れていることもあります。気になる変化があれば、早めにご相談ください。

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