犬猫の寿命とライフステージ別ケア ~年齢に合わせた健康管理を~
こんにちは!国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
近年、フードや医療の進歩により、犬や猫の平均寿命は大きく延びています。犬は平均で約14〜15歳、猫は15〜16歳ほど生きるといわれていますが、20歳を超える長寿の子も珍しくありません。その一方で、年齢とともに体の機能も変化していきます。愛犬・愛猫が健康で快適に暮らすためには、ライフステージごとの適切なケアが欠かせません。
■子犬・子猫期(〜1歳頃)
この時期は成長が著しく、免疫力もまだ不安定です。
【ケアのポイント】
☆ワクチン接種や寄生虫予防の徹底
☆正しい栄養バランスのフード選び
☆社会化トレーニング(他の動物・人・環境への慣れ)
☆事故防止のための室内環境整備
健康な体と心を育てる大切な時期なので、定期的な健康チェックもおすすめです。
■成犬・成猫期(1歳〜6歳頃)
心身ともに安定し、最も活動的な時期です。一見元気でも、病気の芽が潜んでいることも。
【ケアのポイント】
☆年1回の健康診断(血液検査・尿検査など)
☆ワクチンやフィラリア・ノミダニ予防の継続
☆体重管理と適度な運動
☆デンタルケアの習慣化
この時期のケアが将来の健康寿命を左右します。
■シニア期(7歳〜10歳頃)
外見ではわかりにくい変化が少しずつ出始める時期です。犬猫ともに「シニアフード」への切り替えを検討する頃です。
【ケアのポイント】
☆半年〜1年に1回の健康診断を
☆関節や内臓疾患の早期発見・予防
☆体重の増減に注意
☆穏やかな生活環境の整備
活動量が落ちる分、肥満や運動不足に注意が必要です。
■高齢期(11歳以上)
年齢に伴う病気や認知機能の低下が見られることがあります。症状が出る前の対応が大切です。
【ケアのポイント】
☆定期的な血液・エコー・レントゲン検査
☆寝床やトイレの工夫(段差のない場所に設置など)
☆排泄のトラブルや夜鳴き、徘徊への対応
☆介護が必要な場合は動物病院や専門機関と連携を
病気の治療だけでなく「その子らしく穏やかに過ごせること」も大切にしてあげましょう。
■まとめ
愛犬・愛猫のライフステージに応じたケアを行うことで、健康寿命を延ばすことができます。変化に早く気づくためにも、定期的な健康診断と飼い主さんの日々の観察が何より重要です。
「最近ちょっと元気がないかも」「ごはんの食べ方が変わった」など、ささいなことでも気になることがあれば、遠慮なく当院にご相談ください。ご家族とペットが、長く健やかに過ごせるようサポートいたします。
LINE友だち追加で診察予約・最新情報がチェックできます!!
国分寺、小平、小金井周辺にお住まいの飼い主様
定期的な健康チェックから心臓病、歯のお悩みまで、気になることがございましたらご相談ください。
大切なペットが元気に過ごせるよう、スタッフ一同サポートいたします
--------------------------------------------------------------------
国分寺ハートアニマルクリニック
東京都国分寺市本多3-3-5プラザ明和1階
042-316-8631
--------------------------------------------------------------------