猫のくしゃみ・鼻水の原因と対処法🐱🤧

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「うちの猫、最近くしゃみが増えた…」「鼻水が出ていて風邪っぽい?」
こんな症状が見られたら、猫の体に何かしらの異常が起きているサイン かもしれません。

猫のくしゃみや鼻水は 軽いアレルギー反応から、感染症や重大な病気まで原因はさまざま です。
特に 鼻水が続く場合や、くしゃみと一緒に食欲不振や元気の低下が見られる場合は要注意!

今回は、猫のくしゃみ・鼻水の原因と対処法、病院へ行くべきタイミング をご紹介します!


猫のくしゃみ・鼻水の主な原因と対処法

① 猫風邪(ウイルス・細菌感染)

🐱 最も多いのが「猫風邪」!
猫風邪は ヘルペスウイルスやカリシウイルス などの感染症が原因で起こります。
特に子猫や免疫力の低い猫は注意が必要!

特徴
透明な鼻水が出る(進行するとドロっとした膿状の鼻水に)
目やに・涙が増える
元気がなく、食欲も落ちる
発熱や口内炎を伴うこともある

対処法
💡 早めに動物病院で診察を受ける(重症化すると肺炎になることも)
💡 加湿をして、鼻詰まりを和らげる(加湿器や湯気を利用)
💡 ワクチン接種で予防が可能!


② アレルギー(花粉・ハウスダスト・香料)

🐱 環境要因でくしゃみが出ることも!
花粉やハウスダスト、タバコの煙、香水などが刺激となり、くしゃみや鼻水を引き起こします。

特徴
透明なサラサラした鼻水が出る
目のかゆみ・皮膚の赤みを伴うことも
特定の環境(掃除後・換気時)で症状が悪化する

対処法
💡 部屋の掃除や空気清浄機を活用し、アレルゲンを減らす
💡 タバコの煙や香水を避ける
💡 アレルギー検査を受けるのも有効!


③ 鼻炎・副鼻腔炎(慢性的な炎症)

🐱 鼻の粘膜が炎症を起こし、くしゃみや鼻水が続くことも!
猫風邪が完治せず慢性化すると、副鼻腔炎になることがあります。

特徴
ドロッとした黄色や緑色の鼻水が出る
鼻が詰まって口呼吸になっている
いびきをかく、息苦しそうな様子

対処法
💡 抗生物質や抗炎症薬が必要になるため、動物病院で治療を!
💡 部屋の湿度を適度に保ち、鼻詰まりを軽減


④ 歯周病や口腔内の異常

🐱 意外と多いのが、歯や口の病気が原因のくしゃみ!
歯周病が進行すると、炎症が鼻腔に広がり、くしゃみや鼻水の原因 になります。

特徴
片方の鼻からだけ鼻水が出る
口臭が強くなる
よだれが増える・食べるのが遅くなる

対処法
💡 歯科検診を受け、歯周病があれば治療を!
💡 日頃から歯磨きを習慣にすることが予防につながる


⑤ 鼻腔内腫瘍(高齢猫に多い)

🐱 シニア猫の場合、鼻の中に腫瘍ができることも!
腫瘍ができると鼻の通りが悪くなり、くしゃみや鼻水が続くことがあります。

特徴
片方の鼻からだけ鼻水が出る(血が混じることも)
鼻が変形したり、腫れが見られることがある
鼻づまりで呼吸が苦しそうになる

対処法
💡 レントゲンやCT検査で診断が必要!
💡 早期発見・治療が重要なので、異変があればすぐ病院へ


こんな場合はすぐに動物病院へ!🚑

鼻水がドロッとして黄色や緑色になっている
くしゃみと一緒に目やにがひどい(猫風邪の可能性)
鼻づまりで口呼吸になっている
食欲がなく、元気がない
鼻血が出る、片方の鼻が腫れている

特に「鼻水の色が黄色・緑色」「呼吸が苦しそう」な場合は要注意!
早めに病院で診察を受けましょう🏥


自宅でできるケア

💡 加湿をして鼻詰まりを和らげる(40~60%の湿度が理想)
💡 鼻が詰まっている場合は、ぬるま湯で湿らせたガーゼで優しく拭く
💡 刺激の強いもの(香水・タバコ・掃除スプレー)を避ける
💡 免疫力を高めるため、栄養バランスの良い食事を心がける


まとめ

🐱 猫のくしゃみ・鼻水は、猫風邪やアレルギー、歯周病などが原因のことが多い!
🐱 黄色や緑の鼻水・呼吸困難・食欲不振がある場合はすぐに病院へ!
🐱 普段からワクチン接種や歯のケアを行い、予防を心がけましょう!

愛猫の健康を守るために、日々の観察と適切なケアを習慣にしましょう!🐾✨

--------------------------------------------------------------------

国分寺ハートアニマルクリニック
東京都国分寺市本多3-3-5プラザ明和1階
042-316-8631

--------------------------------------------------------------------