猫の口臭について～原因と対策～
kokubunji_adminこんにちは！国分寺ハートアニマルクリニックです。
今日は猫の口臭についてお話しします🐱
「最近、愛猫の口が臭う…」「魚のニオイではない異常な臭いがする…」そんな経験はありませんか？
猫の口臭は病気のサインであることが多いため、放置せずに原因を探ることが大切です。
猫の口臭の原因
1. 歯周病（口臭の最も多い原因！）
- 歯垢や歯石が溜まり、細菌が繁殖すると強い口臭が発生。
- 歯肉炎や歯周病が進行すると、痛みやよだれ、食欲低下を伴うことも。
- 高齢猫ほどリスクが高いので、特に注意！
2. 口内炎や歯のトラブル
- 口内炎、抜歯が必要な歯、破折した歯があると、口臭が強くなることがあります。
- 猫は痛みを隠しやすいので、よだれが増えたり、食べにくそうにしていたら要注意！
3. 腎臓病（アンモニア臭）
- シニア猫に多い腎臓病では、アンモニア臭のような口臭が出ることがあります。
- 水をたくさん飲む、尿量が多い、体重が減るといった症状も要チェック。
4. 糖尿病（甘酸っぱいニオイ）
- 甘酸っぱい口臭がする場合、糖尿病の可能性あり！
- 水をよく飲む、食欲の変化、体重減少などが見られたら要注意。
5. 消化器系の病気（胃腸の不調）
- 胃炎や腸の異常があると、消化不良による口臭が発生することも。
- 嘔吐や食欲低下を伴うことがあるので、注意が必要です。
口臭を予防・改善するには？
✅ 歯みがき習慣をつける（猫用歯ブラシ＆ジェルでやさしくケア）
✅ デンタルケアおやつ・フードを活用（歯石の蓄積を防ぐ）
✅ 定期的な口腔チェックをする（口の中をチェックして異変がないか確認）
✅ 早めに動物病院で診察を！（特に異常なニオイが続く場合は受診）
まとめ
- 猫の口臭は病気のサインであることが多い。
- 歯周病、口内炎、腎臓病、糖尿病などが原因になることも。
- 定期的なデンタルケアと健康チェックが大切！
- 異常を感じたら早めに動物病院で診察を受けましょう！
何か気になることがありましたら、お気軽にご相談くださいね🐾
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