猫の歯磨きの重要性🐱🦷 〜健康な歯を守るために〜

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「うちの猫、歯磨きしていないけど大丈夫?」「猫の口が臭う気がする…」と心配になったことはありませんか?

猫も歯磨きをしないと、歯周病や口臭の原因になる ことがあります。
特に 3歳以上の猫の約70%は何らかの歯周病を持っている と言われており、歯磨きは猫の健康を守る大切なケア です!

今回は、猫の歯磨きの重要性と、歯を守るための方法 についてご紹介します✨


猫の歯磨きが大切な理由

① 歯周病を防ぐため

猫の歯磨きを怠ると、歯垢(しこう)や歯石(しせき)がたまり、歯周病 になることがあります。

歯周病の進行
🔹 初期 :歯垢がたまり、軽い口臭が発生
🔹 中期 :歯石が増え、歯茎が赤く腫れる(歯肉炎)
🔹 重度 :歯がぐらつき、抜け落ちることも(歯槽膿漏)

歯周病が進行すると、痛みで食事ができなくなったり、歯を抜かなくてはいけないことも!
毎日のケアで 健康な歯をキープ しましょう🦷✨


② 口臭を予防するため

「最近、猫の口が臭う…💦」と感じたら、歯周病が進行しているサイン かもしれません。

口臭の主な原因
✅ 歯垢・歯石の蓄積
✅ 歯周病の進行
✅ 口内炎や口腔内の異常

歯磨きを習慣にすることで、口臭を防ぎ、猫の健康を維持する ことができます!🐱✨


③ 内臓の病気を予防するため

歯周病菌は血流に乗って全身に広がり、心臓や腎臓に悪影響を及ぼす ことがあります。
特に 高齢の猫では、腎臓病や心臓病のリスクが高まる ため、歯の健康を守ることが重要です!

歯周病が影響を与える病気
心臓病(心内膜炎) :歯周病菌が血流に入り、心臓の内膜に炎症を起こす
腎臓病 :歯周病菌が腎臓に影響を及ぼし、腎機能が低下
糖尿病の悪化 :口の炎症が原因で血糖値のコントロールが難しくなる

「歯の病気」と「全身の健康」は密接に関係しているため、歯磨きで病気を予防 しましょう!


猫の歯磨きを始めるコツ

1. まずは口周りを触る練習から

💡 無理に口を開けず、優しく撫でながら慣れさせる
💡 嫌がったらすぐにやめて、少しずつステップアップ

2. ガーゼや指サックタイプの歯ブラシを使う

💡 いきなり歯ブラシを使わず、ガーゼで優しく歯を拭く
💡 少しずつ口の中を触ることに慣れさせる

3. 猫用歯磨きペーストを活用!

💡 フレーバー付きのものを使うと、楽しく歯磨きできる
💡 人間用の歯磨き粉はNG!(成分が猫に有害なことがある)

4. 徐々に歯ブラシに慣れさせる

💡 最初は前歯だけ、次に奥歯と少しずつ進める
💡 1日1回を目標に、無理せずゆっくり習慣化


歯磨きが難しい場合の代替ケア

「どうしても歯磨きができない…」そんな時は、他のデンタルケア を試してみましょう!

🦴 デンタルガムや噛むおもちゃ → 歯垢を減らすのに役立つ
💧 デンタルウォーター(飲み水に混ぜるタイプ) → 手軽に口内ケア
🍖 デンタルフード → 噛むことで歯石の沈着を抑える

ただし、歯磨きに勝るケアはないため、できるだけ歯ブラシを使う習慣をつけましょう!


こんな症状があったらすぐに動物病院へ!

🚨 口を開けると痛がる
🚨 食事中にポロポロとフードをこぼす
🚨 口臭が強くなってきた
🚨 歯茎が赤く腫れている、出血している
🚨 歯がグラグラしている、抜けそうになっている

これらの症状がある場合は、歯周病や口内炎の可能性が高いので、早めに病院で診察を受けましょう!


まとめ

🐱 猫も歯磨きをしないと、歯周病や口臭、全身の病気のリスクが高まる!
🐱 3歳以上の猫の約70%が歯周病になっているため、早めのケアが大切!
🐱 まずは口周りを触る練習から、無理なく歯磨きを始めてみましょう!

大切な愛猫の健康を守るために、今日から歯磨きを始めてみませんか?🐾✨

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