犬の目が赤い!?考えられる原因と対処法🐶

こんにちは。国分寺ハートアニマルクリニックです🐾
「うちの犬、目が充血してる…」「目をこすったり、しょぼしょぼさせてる」 そんな症状が見られたら、目のトラブルのサイン かもしれません。

犬の目が赤くなる原因は 軽い炎症から、緊急性の高い病気までさまざま です。
特に 目をこする、涙が増える、目やにが出る などの症状がある場合は、早めに対処しましょう。

今回は、犬の目が赤くなる原因と対処法、病院へ行くべきタイミング をご紹介します。


犬の目が赤くなる主な原因と対処法

① 結膜炎(軽度の炎症)

🐶 最もよくある原因が「結膜炎」 目の表面を覆う結膜(けつまく)が炎症を起こし、赤くなる病気です。

特徴
目が赤く充血している
目やにが増える(黄色や緑色の場合は要注意)
涙が多く、目をしょぼしょぼさせる

対処法
💡 目をこすらせないようにエリザベスカラーを装着する
💡 清潔なガーゼやコットンで優しく目やにを拭く
💡 症状が続く場合は、病院で抗炎症目薬を処方してもらう


② 角膜炎・角膜潰瘍(目の傷)

🐶 目をこすったり、ぶつけたりして角膜が傷つくこともあります。

特徴
目が赤く充血し、痛がる
片目をつぶる・しょぼしょぼさせる
涙が多くなり、目やにが出る

対処法
💡 すぐに病院で診察を受ける(目薬や保護治療が必要)
💡 エリザベスカラーをつけて、目をこすらないようにする


③ アレルギー(花粉・ハウスダストなど)

🐶 アレルギーが原因で目が赤くなることもあります。

特徴
目の充血+かゆみ(目をこすったり顔をこする)
涙が増える・目やにが出る
季節性(花粉症など)の場合もある

対処法
💡 アレルギー検査を受け、原因を特定する
💡 空気清浄機を使い、アレルゲンを減らす
💡 病院でアレルギー用の目薬を処方してもらう


④ ドライアイ(乾性角結膜炎)

🐶 涙の分泌が減り、目が乾燥すると炎症が起こりやすくなります。

特徴
目が充血し、カサカサした目やにが出る
まばたきが少なく、目が開きにくくなる
重症化すると角膜に傷がつくことも

対処法
💡 涙の分泌を促す目薬を処方してもらう
💡 目を保護するため、こまめに人工涙液で保湿する


⑤ 緑内障(視力を失う危険な病気)

🐶 眼圧が上がり、視力が低下する怖い病気です。 進行すると 失明する可能性もあるため、早期発見が重要 です。

特徴
目が赤く充血し、目が大きく膨らんで見える
痛みが強く、目をこすったり頭を振る
視力が落ちて、物にぶつかることがある

対処法
🚨 すぐに病院へ!緊急性の高い疾患です!
🚨 眼圧を下げる治療が必要(点眼・手術)


⑥ ぶどう膜炎(目の中の炎症)

🐶 目の奥に炎症が起こり、痛みを伴う病気です。

特徴
目が赤く充血し、白く濁ることがある
強い痛みで、目をつぶっていることが多い
視力低下や瞳孔の大きさが左右で違うことも

対処法
🚨 すぐに病院で精密検査を受けましょう!
🚨 適切な治療を受けないと失明のリスクも


こんな場合はすぐに病院へ!🚑

目が赤く、痛がる・こする・つぶっている
黄色や緑色の目やにが出る(感染の可能性)
目が白く濁る・膨らんでいる(緑内障の疑い)
涙が止まらない・涙やけがひどい
視力が落ちたように見える

特に「痛みがある」「目の色が変わった」「視力に異常がある」場合は要注意! 早めに病院で診察を受けましょう🏥


自宅でできる目のケア

💡 目やにを優しく拭く(清潔なガーゼやコットンを使用)
💡 エリザベスカラーで目をこするのを防ぐ
💡 アレルギー対策として、空気清浄機やこまめな掃除をする
💡 定期的な健康診断で、目の病気を早期発見する


まとめ

🐶 犬の目が赤いのは「結膜炎」「アレルギー」「角膜炎」などが主な原因です。
🐶 緑内障やぶどう膜炎など、失明のリスクがある病気もあるため要注意!
🐶 特に「痛がる」「目が腫れる」「視力が低下した」場合は、すぐに病院へ受診しましょう。

愛犬の目の健康を守るために、日頃から目のチェックとケアを習慣にしましょう!🐾✨

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